社内営業と家内営業

本日のひな祭りは女の子のすこやかな成長を祈る節句で、季節の節目となる日でもあります。本来は「女の子」の節句ですから、若年層の女子を対象とするはずなのですが、場合によってはこれが拡大解釈され、十分すこやかに成長した大人の女性も自分の節句だと主張します。

そのようなことは十分承知のうえで、主張されるかされないかは別としても、この際今日は世のすべての女性に敬意を表する節句でもよろしいのかと思うのです。もちろん、カミさんにも。

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今朝はまったく主張や催促の言動は見られなかったのですが、久しぶりにケーキを購入して帰り、我が家のおひな様へ献上いたしました。もちろん、日頃の御礼と感謝の言葉を少し添えて。

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購入したのは国見ヶ丘の「さんじゅうし」で、こちらのケーキはわりと好みに合うものが多いのでたまに利用しますが、今日は実に久しぶりでした。数年前からでしょうか、以前は「三銃士」と表記していた店名を「34」に変えてきたのでそのことをお聞きしてみたところ、ただのシャレだとか。

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いくら女の子、いや女性の節句だからといって、カミさんが一人でケーキを食べる姿を指をくわえて眺めているわけにはいきませんので、もちろん私もご相伴にあずかることにしました。

「赤い実のタルト」に対抗して、私の取り分は「ニューヨークスタイルチーズケーキ」。どのあたりがニューヨーク風なのか私には分かりませんでしたが、みっちりもっちり重みの感じるベイクドチーズケーキは私の好みど真ん中で、コーヒーと共に大変美味しくいただきました。

この数百円の投資でカミさんはもちろん上機嫌。日常を平和に過ごしていくためには、ヘタな「社内営業」よりも確実な「家内営業」の方が、はるかに成果が期待できるかもしれません。