久しぶりの「懐かしのマッチ」シリーズであります。話しは飛びますが、例えば「沈まぬ太陽」や「不毛地帯」などを観ていて目に付くのが、喫煙シーンの多いこと多いこと。その時代を忠実に演出した結果だとは思いますが、昔は社内だろうがどこだろうが喫煙が可能だったのだと見て取れます。
だからこそ、多くのお店は自店のマッチを用意して喫煙の手助けをしながら宣伝も行っていたのですが、時代は移り変わり、公共の施設や飲食店で喫煙できる可能性はゼロになりそうです。
最後の「あべーる」は若林区大和町に今も現存するレストランですが、25年ほど前には頻繁に訪れたお店です。確か、鶏肉をトマトソースで煮込んだ料理があって、それをよく食べたのを思い出しますが、このマッチを見てまた行きたくなってしまいました。頭の中から少し忘れかけてしまっているお店を思い出させてしまう。これも、まさにマッチの役割なのかもしれません。