またまた古いレコードの話しで恐縮ですが、今日はビリー・ジョエルを。
アメリカを代表する歌手、そしてピアニスト兼作曲家でもある彼は、文字通りメロディメーカーとしてこれまで実に多くの楽曲をヒットさせました。「ピアノマン」「ストレンジャー」「オネスティ」「アップタウンガール」「素顔のままで」「あの娘にアタック」などなど。
挙げだしたらきりが無いほど、彼の曲はいつかどこかで私たちの耳に入っているのですから不思議です。しかもすんなりと、いつも自然に。
これは1978年に発売されたアルバムで、おそらく高校生の時に買ったものと思われます。もちろん、何故どこで買ったのかはまったく憶えていませんが、こうして手元にあるということは、このアルバムに収められている「オネスティ」を目当てに買ったことは間違いなさそうです。彼は1949年の生まれだそうですから、このジャケットの写真は29歳時ということになります。
ところで、ビリー・ジョエルの曲で忘れることができなくなった曲があります。 以前から大好きな曲ではありましたが、2001年9月11日に起きた同時多発テロ事件の後に、ポール・マッカートニーが計画したチャリティーコンサートで彼が熱唱し、多くの観客が涙を流したそうです。
それは、彼の代表曲とも言える至高の一曲。「New York State of Mind」。