佐々重ビルの衣

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いつのまにか、旧佐々重ビルが衣をまとっていました。いよいよ解体されるのでしょう。市街地ということもあってか全面がパネルで覆われ、かなり厳重に安全性を確保している様子がうかがえます。しかも、屋上の「佐々重」「本場仙台味噌」の看板も覆われてしまいました。何年か後に、またここに新しいビルが完成するのだろうと思いますが、まったく個人的な希望的観測を申し上げれば、また1階に「佐々重」が戻ってきて欲しいと思うわけです。

ご存知の通り、現在「佐々重」は本町にお店を構えていますが、正直なところ未だにしっくりきません。それだけ、永い間あの場所で私たちに与えた印象が非常に強かったのでしょう。

本町に移られたあとの販売の影響はまったく知りませんが、少なくとも来仙者や観光客が飛び込みで立ち寄るにはこの場所の方が絶対的に有利なのは間違いなさそうです。もちろん新しく建てられるビル自体のコンセプトや家賃等の問題もあるのでしょうが、もしも実現できれば以前の街の表情がよみがえることにもなり、個人的にも非常に嬉しい限りです。

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そのちょうどその南側、「藤崎ファーストタワー館」が姿を現してきました。「タワー」と称するには高さが無いような気もしますが、形態としてはブランド館になるようです。

東京では「H&M」やら「FOREVER21」やら、比較的低価格かつデザイン性の高いブランドに人気が集中していると聞きますが、仙台はまだまだ高級ブランドが有望なのでしょうか。

隣には飲食店が入居する棟も建てられ、酒田市の「平田牧場」や、パークタウン紫山でおなじみの「キャスロン」が決定しているそうです。今思えば、ここは「第一勧銀」でしたね。