堂々とスリーダイヤモンドが輝く「三菱サイダー」。冷蔵ケースに並ぶ姿に目が止まりました。伊良部島の南部にある「渡口の浜食堂」というところで偶然にも見つけた清涼飲料水です。
むむむ?一瞬「三ツ矢サイダー」かと思いましたが、どう見ても「三菱」と書いてあるのです。面白いので買って飲んでみたところ、昔懐かしいクリームソーダの香りがほのかに漂う、とても美味しいサイダーでした。それにしても「三菱」というのはどういうことなのでしょうか。
以前、「三菱鉛筆」は三菱グループとは一切関係のない会社だということを何かで読んだことがありましたので、この三菱サイダーもその類ではないかと調べてみたところ、やはりそうでした。作っているのは熊本市に本社を置く「株式会社弘乳舎」という乳製品メーカーのようです。
三菱鉛筆もこの株式会社弘乳舎も「三菱」の名前とスリーダイヤモンドの商標を使用していますが、三菱グループが商標登録するよりも早くからこの商標を用いており、三菱グループがその使用を排除できないということで、すべては関係各社が合意のもとなのだそうです。
弘乳舎ではこの三菱サイダーの通販も行っているようですが、24本入り箱単位で2,400円。それにプラス送料ですから、飲みたいのはやまやまですが少し悩むところではあります。三菱系ファンの方はシャレでいかがでしょうか?三菱カーディーラーさんなども、フェア等で訪れるお客様へサービスでお出しすれば、ビックリされて喜ばれるかもしれません。
小腹がすいたのでここで一緒に食べた「そば」。ここのそばのメニュー表記は「そば」の大中小だけで、「~そば」などという冠もついていません。ちなみにこれは小で350円。出汁はかつお風味の薄口で、これがなかなか美味しく、「中」にすればよかったと後悔でした。