さて、台湾旅行の2日目。ホテルへ荷物を預けて出動開始です。目指す先は「猫空(マオコン)」。
事前に弟氏からメールで届いていた資料には2日目に「猫空観光」と記載があったので、自分でもネットなどで調べておいたわけですが、結局のところよくわからず。やはり自分で体験するのが一番。
ただし、次のようなことは事前情報として仕入れておきました。まず、「猫空」とは地名であり、台北市郊外の小高い山に位置するお茶(特に鉄観音茶)の産地であること。現在は景勝地としても人気があり、様々な茶芸館で台湾茶や食事が楽しめること。そしてもっとも気になった「猫空」の由来。
これには諸説あり、どれが本当なのかはわかりませんでしたが、やはり地元の観光局の説明を理解すべきなのでしょう。いずれにしても、残念ながら猫たちが空を飛んでいる姿は見られないようです。
▼ さっそくチャージしたての悠遊カード(EasyCard)を使って台北MRT(地下鉄)を初乗り。
▼ 途中駅でいったん下車し、違うラインに乗り換え。まるで日本と変わらぬ光景です。
▼ う~ん・・難しい。最 i 果粉 i7 行動。想像すらできません。
▼ 地上に出た車内から。晴天にも恵まれ、気持ちいい~!
▼ 少しだけ運転させてもらいました。ってもちろんウソ。たまたま先頭車両に乗車。前方よ~し!
▼ なんと無人の自動運転だとのこと。スゴい。人為的ミスは減るのでしょう。
▼ 終点の動物園駅に到着!ここまで約30分。運賃は悠遊カードであればNT$28(約100円)。
▼ 猫空ロープウェイの動物園駅。ここからいよいよ登山です。
▼ ここでも悠遊カード(EasyCard)が推奨されています。猫空駅まではNT$120(約420円)。
▼ 実にカラフルな売店。お店自体がトロピカルで美味しそう。
▼ 時刻は11時半前。まださほど混雑はしていないようです。
▼ 弟氏の誘導でこちら側の列へ。もう一方の列はどんどん進んでいきますが・・。
▼ こちら側の列はなかなか進みません。なぬなぬ?クリスタルキング?いやキャビン?
▼ どうやら赤いものがクリスタルキャビン。4台に1台ぐらいの割合でしょうか。
▼ いよいよ順番。おそらく山形蔵王スキー場で乗って以来。数十年ぶりかもしれません。
▼ な~ぬ~!これがクリスタルキャビンの正体!ガラス張りの床はチビりそうながらも実に綺麗!
▼ Googleマップで現在地を確認。やっと半分来たか。最新のGoogleマップではスマホの向きも表示されます。これは私が後ろ向きに座って北を向いている様子で、L字行程のちょうど中間ぐらい。
▼ 上ったり下ったりを繰り返しながら終点の猫空駅へと向かいます。
▼ これはどう見ても茶畑。地域特産の鉄観音茶が作られるのか。
そんなこんなで25分前後は乗ったでしょうか。途中に2つの駅を挟んだ全長約4千メートルに及ぶロープウェイの旅。高低差は約280メートルだそうで、心なしか少し空気が薄いように感じたのは自分がワクワクして興奮していたからなのかもしれません。さて、猫空駅を降りてさっそく散策開始。
▼ 猫空駅前には、いわゆるフードコートが。ちょっとだけ中の様子を拝見しましょう。
▼ なんだかよくわかりませんが、実に美味しそうです。
▼ 道路沿いにもカフェや土産物店。
▼ このような露店も営業しています。興味津々。
▼ 猫空には茶芸館(台湾茶と共にお茶請けや食事などを楽しむお店)も多いのだとか。
ここで~す!と弟氏。猫空駅から少し歩いて、ようやく私たちの昼食会場にたどり着いたようです。どうやら彼が下調べを済ませていたお店は、この建物の2階だそう。どれどれ、お邪魔しましょう。
▼ ここの2階が「貓空大茶壺茶餐廳(Big Teapot Tea Restaurant)」。
▼ お店から台北市を望む。これは素晴らしい眺めです。右端には「台北101」が。
▼ 茶芸館では最初にお茶の種類を決めるらしく、今回は「金萱茶」をいただくことに。
▼ 茶葉を渡され、あとは好きなようにやってください方式。ガスコンロにヤカンで飲み放題。
▼ 吹き抜けの店内。平日だからか意外に空いていてラッキー。
▼ もちろんお茶だけではなく、昼食に何品かを。
もはやここは至福の空間と言えそうです。もしかしたら、「猫空」は空に一番近いお茶処なのかもしれません。その空は、この日のような「青空」だったり、あるいは澄みきった「夜空」だったり。
事前の下調べで、猫空に構える茶芸館の多くが夜の10時まで営業していたり、なかには24時間営業のお店が何店舗かあったりしたことが不思議でしたが、ここに来てみてその理由がわかりました。
なるほど。おそらく夜景も素晴らしいのだろうと。これは実に悩むところです。晴れ渡った景色も見応え十分ですが、ここから望む台北市の夜景も素晴らしいに違いない。夜景と言えば「九份」がすぐに思い浮かぶわけですが、ここ「猫空」からの夜景も見てみたい。次回の夜遊びを企むのでした。