500円のダイソー腕時計はTIMEX×ダニエルウェリントンもどきのダイソー5

電源コードなどを束ねるマジックテープ式のベルトをダイソーへ探しに行った今日の午後。これだこれだ。お目当ての品が見つかって帰ろうとした時に、すぐ隣りの棚に下げられていたダイソー腕時計コーナーが目に入りました。ふ~ん。いくら安物買いが好きな私でも、さすがに100円や200円の腕時計を買う勇気はありません。がしかし、そのコーナーでひときわ目立っていたのが500円腕時計。なぬ?500円?いったい安いんだか高いんだか。ダイソーの店内にいると判断が難しいところです。

包装には「日本メーカームーブメントでシンガポール製」とあります。しかし、この500円腕時計はなんと中身が見えない仕様。ちょっとちょっと~。そりゃね~べよ。どーゆーこと?これまで本体を見ずに腕時計を買ったことはありませんし、だいたいにしてこれはガチャポンじゃないんですから。

裏を見ても中身は見えず。なにこの作戦。中身を見せないとは、お客に対して挑戦的とも言えます。

ほ~れほれ~。買えるものなら買ってみろ~。どんな腕時計が出てくるかは開けてからのお楽しみ。

そんな声が聞こえてきそうなダイソーの500円腕時計。うぅぅ・・。少し迷ってしまう自分。百均のダイソーで500円といったら超高額商品の部類です。しかしながら冷静に考えてみると、この袋には腕時計が印刷されていますので、おそらくホンモノの腕時計が入っているのでしょう。これでブリキのオモチャが出てきたらクレームになります。これははたして、たっか!なのか、やっす!なのか。

いただきましたとも。ダイソーの500円腕時計。まぁ外れたらしょうがない。ガチャポンを回した気分でレジへと向かい、帰宅してから恐る恐る開けてみたのがこれ。むむ?想像以上の出来栄えです。

なんとなくどこかで見たようなデザイン。とは言え、決して奇抜なタイプではありません。ケースの幅は39mm前後といったところでしょうか。36~37mmが多かった昔からすれば大きめですが、昨今のデカ時計のなかでは特に大きいとは言えないのかもしれません。しかもケース厚は意外に薄め。

大きさ比較のために、左からセイコー5、ヒャクイチ、ダイソー5、日曜日の腕時計。セイコー5の小ささが目立ちますが、それ以外は似たりよったり。ということは、さほど大きくはなさそうです。

ここ何年か、チプカシやチプシチなど、チープでもコスパが良い腕時計が話題になることがあるわけですが、そこへダイソーが打って出たのがこの500円腕時計なのでしょうか。決して500円とは思えないなかなかの出来栄え。パッと見は1,980円の腕時計とも良い勝負を挑んでいる雰囲気なのです。

チプカシチプシチときて、これはチプダイなのか。いや、敬意を表してダイソー5と呼びましょう。