突然ですが、ここで質問です。
とても寒かった真冬の本日。身体の内側から温めてくれた「生姜薫るかきたまとろみうどん」をいただいた食事処は次のうちどれでしょうか。
1.トラットリア・クッチャイーナ ハンダーヤ
2.中国食彩 半田大飯店
3.四季旬菜 はん田
4.シェ・ハンダ
5.ハンダエクスプレス
もうそろそろ寒いのに飽きてきた今日このごろ。よ~し!ここは一発辛みそラーメンで温まろうぞ!
その決意で向かった「みんなのシャショク半田屋」。広東麺の後で献立に登場した辛みそラーメンはすでに実食済みで、まずまずウマウマ辛辛の仕上り。今日のような寒い日には熱くて辛いものを食べたくなるわけですが、半田屋の入口で私の足を止めたのは、店頭に張り出されていた新しいPOP。
生姜薫るかきたまとろみうどん。ほら出た。これだもの。温まりそうじゃないか。310円の辛みそラーメンを食べに来た私に、280円のかきたまとろみうどんを勧めて客単価を下げようとしています。
しかも、レジ前に置かれている調味台で目にした「半田屋にんにく七味」は、魔法のひと振りだというではありませんか。加えて、寒い日には魅力的な「生姜」や「とろみ」といったキーワードを揃えられたら、今回に限って辛みそラーメンに勝ち目はありません。さっそくいただきましょう。それ。
なななんと!以前の広東麺にも増して半田屋離れしている調理感。これは何も、半田屋にんにく七味による魔法のチカラではありません。見る限りおいては、どこのうどん専門店なの?といった様子。
てっぺんにそびえ立つおろし生姜と、その眼下に広がる具だくさんのかきたまとろみ。文字通り生姜が薫る熱々のとろみうどんは、寒い日にうれしい一杯となりました。280円と考えれば上出来です。
というわけで、正解は5番のハンダエクスプレス。その昔に、ハワイはオアフ島のアラモアナSC内のフードコートでたまに食べていた「パンダエクスプレス」。昨年に日本へ上陸したという話しをネット上で目にして懐かしく思っていたわけですが、なんのなんのここ仙台では半世紀以上前から創業している「ハンダエクスプレス」。大衆食堂半田屋を、私たちはこれからそう呼ぶことにしましょう。