マックカフェ バイ バリスタ

現時点で全国約90店舗で実施しているという「マックカフェ バイ バリスタ」。マックカフェという名前は以前から耳にしていましたが、今回のものは専任のバリスタとエスプレッソマシンを用意するカフェということを表現したのでしょう。確かに、単なるマックカフェよりは重みがありそうです。

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朝寝坊が常となる日曜日。なんとなく昼食気味の朝食を済ますと、午後には例外なく小腹が空いてくるわけです。それなら買い物がてら、久しぶりにマックでチキンナゲットを肴にコーヒーでもいただきましょうかと立ち寄った近所のマクドナルドに、例の「マックカフェ」がオープンしていました。

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およよ。改装された店内には、これまで見慣れたカウンターの少し隣りに、マックカフェ専用のカウンターが併設されています。たしか以前は客席だったところに、マックカフェ バイ バリスタ登場。

雰囲気はもちろん、スターバックスやタリーズ。しかし、少し困惑してしまいました。チキンナゲットを肴にコーヒーを目指して訪れた私たち。仮にコーヒーがカフェラテやカプチーノになるのはいっこうに構いませんが、チキンナゲットはどうすんの?これ。何をどちらに頼めばよいのでしょうか。

両カウンターが見える中央付近で右往左往気味の私でしたが、結局は少し混雑していた通常カウンターではなく、誰も並んでいなかったマックカフェのカウンターへ。ここで向こうのメニューも注文できますか?そうお聞きすると、はい、こちらがメインのメニューですが、ご注文いただけますよ。

なるほど。では、カプチーノのMサイズとアイスカフェモカのMサイズ。それとナゲットの5個とポテトのSサイズをお願いします。かしこまりました。すべてが揃いましたらお席までお持ちします。

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まんまとマクドナルドの戦略にはまってしまった私たち。コーヒーを2杯にチキンナゲットという当初の予算を倍以上に増幅されたわけですが、すべてにおいて良い結果をもたらしたと言えそうです。

まずは、マックカフェ側のカウンターが空いていて待たずに注文できたこと。そして、飲み物も食べ物も席まで運んでくださったこと。さらに(これはタイミングの問題だったのかもしれませんが)飲み物はもちろんチキンナゲットもポテトも作りたてだったこと。これなら十分に満足できるのです。

肝心となるカプチーノの味は、さすがにカフェを本業とする面々のそれに比べればベースとなるエスプレッソの存在感が足りないと感じてしまいますが、Mサイズで290円となれば文句も言えません。

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おそらく、マックカフェ バイ バリスタ側のメニューを1つでも注文すれば、ハンバーガーでもポテトでも一緒に注文できるのでしょう。これは実に興味深いことです。これまでもマクドナルドではコーヒー系のメニューを総じて「マックカフェ」として売りだしていましたが、「バイ バリスタ」と称してエスプレッソマシンで1杯ずつ抽出し、紙ではないカップで提供しようということのようです。

何が興味深いかと言うと、もちろんスタバやタリーズでは経験できないこと。それは、カフェラテやカプチーノと一緒に、揚げたてのチキンやフライドポテトを頬張ることに他ならないのであります。