なぜかほっこりする若林区役所食堂のラーメン

突然ですが、ここで問題です。次の2枚の画像の違いはどこでしょう。

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テレビのニュースからは北海道に降り積もる雪の様子が伝えられ、そろそろ冬へ向けて覚悟を決めなければならないのだろうかと思い始めていた今日この頃。私も冬への準備を始めることにしました。

タイヤの交換です。え?いくらなんでも早くね?もう一人の自分がそう言うのですが、たまたま今日の時間が空いたことと、今月から来月に向けての予定を考えると早めに済ませておくべきであると。

しゃぁない。やっちまうべか。記憶では、これまで冬タイヤへの最遅交換新記録は年が明けてからということでしたが、今回は間違いなく自分史上で最早交換新記録です。しかし、一年中スタッドレスタイヤを履いているドライバーさんもたまに見ますので、私はまだまだ準備不足とも言えそうです。

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タイヤを置いてもらっているカミさんの実家へ出向き、庭先でちょちょっと冬タイヤに交換してささっと夏タイヤを洗ってぐぐっと空気を入れて終わったのが13時半過ぎ。さすがに腹が減りましたが、今日は食べるところも食べるものも最初から決めていました。若林区役所最上階の食堂であります。

最上階と言っても6階なのですが、はたしてこの時間まで開いてるんだっけ?実に久しぶりだったので営業時間を憶えていなかったわけですが、食堂の入口のところでホッとしたのが冒頭の画像です。

今日は実に珍しく午前中から夕方までスケジュールがタイトで、おそらく昼ご飯は抜きになるだろうという覚悟でした。まぁ、お昼の一食を抜いた...

5年前と比べてどうやら営業時間が減ったようですが、11時から14時半まで開いていれば影響はなさそうです。そして本日の一品はあの時と同じ。どういうわけか記憶に残る一杯だったわけです。

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飲み放題の温かい緑茶を一杯いただきながら、おあずけされた子どものようにじっとラーメンを待つオヤジ。134番でラーメンをお待ちのお客さま~!条件反射のようにスっと立ち上がりながら食券に目を落とすと、ええぇ?135番の間違いでしょ?そう思いながらもそっと座り直して食堂内を見渡すと、窓際の席から一人のおばさんがゆっくりと厨房口へ向かっていきます。マジか。先を越された。

おいおい、ラーメンの順番ごときで焦るなよ。もう一人の自分がそう言いますが、なにせ腹が減ってくるとパタパタしてくるのです。あのおばさんが私の前にラーメンを注文していたとは不覚でした。

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良かった。本当に良かった。このまま135番が呼ばれなかったら泣き出すところでしたが、若林区役所食堂は私の注文を忘れたりなんかしません。すでに134番で立ち上がる訓練だけは終えていましたので、ひゃくさんじゅう・・あたりの部分で私はすでに厨房口へ向かって歩き出していたのです。

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なぜかほっこりする若林区役所食のラーメン。なぜなのだろうと考えながら箸を取ると、最初にふわっと香る昔懐かしい中華そばの風味だったことを思い出しました。5年前と変わらずに360円で提供されるこのラーメンは、普通と言えば普通の味なのですが、自分としては何となく記憶に残る一杯。

偶然にも寒い時期に食べていることもこの一杯が美味しく感じられる要因なのかもしれませんが、5年前に呼ばれた番号と今日の番号がまったく同じだったことは、帰宅後に知った驚愕の事実でした。