仙台たにゃばたまつり 猫の七夕飾り

圧倒的に暑い今年の夏。地球の裏側ではオリンピックが開幕し、日本では夏の甲子園、そしてここ仙台では昨日から「仙台たにゃばたまつり」が始まりました。カラダがいくつあっても足りなくなるようなイベント満載となった2016年の夏ですが、可能な限りは楽しんで過ごしていきたいものです。

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これまで、いったいどれほどの「仙台七夕まつり」を観賞したのでしょう。数えているわけではありませんので正確にはわかりませんが、ここ仙台で少なくとも20回以上は観ているのかもしれません。

世の中のどのお祭りもそうですが、内容がそう大きく変わることはありません。ある意味それが伝統というものだからでしょう。仙台七夕まつりにおいても、豪華絢爛な七夕飾りはだいたい同じもの。

しかしながら、今年は市内のどこかで「たにゃばたまつり」と銘打って、「猫の七夕飾り」がお目見えするという情報をつかんだ私たち。少しでも暑さが和らぐ宵の口に出かけることにしたわけです。

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駐車場にクルマを置き、アーケードへと向かう時には少し涼しい風。お!これは実にいい感じです。

しかし、街ナカもそろそろ空いているんじゃ?という甘い期待は見事にハズレ、午後7時過ぎでもアーケード内は満員御礼。とは言え、べたつくような暑さでもなく、おそらく日中に比べれば見物しやすい環境なのかもしれません。毎年のようにだいたい同じだと思ってた七夕飾りですが、こうして実際に現物を目の前にすると、折り重なる豪華絢爛な七夕飾りにやはり圧倒されてしまうのでした。

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クリスロード商店街やマーブルロードおおまちなどの、いわゆる旧中央通り商店街では、竹を横に渡してそこから七夕飾りを吊り下げる方式なのに対し、一番町商店街では従来通りに竹を立てる方式。

七夕飾りの丈が揃って見栄えが良い横渡し方式と、飾りの丈に傾斜はつくけど風情を感じる従来方式。どちらも観ることができる仙台七夕まつりは、七夕飾りの百貨店と言えるのかもしれません。

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そんなことを感じつつ、七夕飾りに目を奪われながら歩いていたところ、むむむ?これか?これだ!

出ました~!「たにゃばたまつり」の「猫の七夕飾り」をようやく発見!あぶないあぶない。七夕飾りの基本形は他と同じなので、ボーッとしていると見過ごしそうな、5匹のニャンコ先生方の勇姿。

彼らが整列する場所は、仙台市青葉区一番町3丁目アーケードの、ちょうど「ロイヤルホスト仙台一番町店」が入るビルの前あたり。お茶の井ヶ田とドコモショップの中間あたりになるのでしょうか。

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なかなか5匹がそろってこちらを向いてくれることはなく、それぞれが四方八方に愛想をふりまく可愛い猫の「たにゃばたかざり」。黒猫は吹き流しにイラスト入りで、手前の七夕飾りは我が家の兄ちゃんニャンコに色合いも表情もそっくり。カミさんも一緒に写真を撮って欲しいと大喜びでした。

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仙台七夕まつりの初日となった昨日。結局は食事を挟んで午後9時頃まで街をうろつき、七夕飾りを収納している場面まで目にすることができました。やはりけっこうな人が出ていた仙台市内。豪華絢爛な七夕飾りと可愛い猫の「たにゃばたまつり」は明日まで。笑顔で見入ることになりそうです。