仙台の年の瀬の風景

すでに冬至を過ぎたということは、これから徐々に日が長くなるはずですが、最近の寒さと年の瀬を感じさせる街の雰囲気が相まって、ますます冬本番なのだと感じざるを得ません。当たり前のことですが、北半球では真冬が新年。日本で暮らしている限りは、おそらく真夏にクリスマスや新年を味わう機会は無さそうですが、厳しい寒さのなかで「光のページェント」をながめるたびに、一度でもいいから真夏の夜更かしのなかで「仙台七夕ページェント」も見たいと思ったりするのであります。

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年の瀬と言えば、毎年の恒例となっている義母の買い出し応援。応援と言っても、フレー!フレー!と言うだけではなく、実際にクルマでの送迎や荷物運び係を、この寒さのなかで体験することになるわけです。巡回コースは絵に描いたようにいつも同じ。仙台朝市、藤崎百貨店、そしておそば。

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もちろん宮城産の牡蠣が使われる「さん竹」のかきそばは、粒が大きくてプリップリ。宮城産のなかでも相当に上等なものを選別しているであろうことで、老舗の暖簾を着実に守る姿勢が感じられます。この温かい至福の一杯で、それまでの寒さと疲れが一気に吹き飛んだことは言うまでもなく、いつもと同じように年の瀬を過ごせることは、考えてみれば実にありがたいことなのかもしれません。