とうとう今年もこの時期がやってまいりました。スタッドレスタイヤへの交換。12月に入ってからは毎日のように週間天気予報を確認し、特に気温の推移を見守る日々。おそらくはまだ本格的な雪に見舞われることはなく、本来であればもう少し先まで延ばしたいところだったのですが、周りが早く交換しろとうるさくなってきたこともあり、それならばと本気のタイヤ交換へ挑むことにしたのです。
タイヤ交換に本気もウソ気もありません。要は、夏タイヤから冬タイヤへと交換するだけのことです。各種店舗での待ち時間に嫌気がさし、ここ数年はとっとと自分でタイヤを交換しているわけですが、私が住んでいるところは集合住宅。いつも裏通りにクルマを停めて大急ぎで作業を進めます。
しかし、今年は本気で取り組んでみることにしました。同じ仙台市内のカミさんの実家へタイヤを運び、そこで脱がせたタイヤを洗ってしまおうという作戦です。おりしも、本日はちょうど仕事の中休み。午後から速攻で着替えて4本のスタッドレスタイヤを積み込み、真剣な顔付きで向かいました。
まずはスタッドレスタイヤの溝に挟まった小石をすべて撤去。これもいつもはなかなか出来なかったことです。そして交換した夏タイヤの洗浄。タイヤとホイールの内側の汚れは、このタイミングで洗うしかないわけで、いつかはやりたいと思っていたことでした。屋外に水道がある戸建てならでは。
6年を越して9万kmを走ったにもかかわらず、前後のブレーキパッドは目視でまだ5~6mmの残。新車で購入してから何一つトラブルも交換部品も無いことは、よほどの当たりを引いたようです。
ついでにもちろんボディの洗車も敢行。おそらく今年最後の手洗い洗車となりそうですが、幸いにも冷え込みがさほど厳しくなかったことは、今日をタイヤ交換の日に選んだ理由の一つでもあります。
本気のタイヤ交換を終えた我がアクセラ。こうして手を掛ければ掛けるほどいっそうの愛着が湧くのですが、馴染みの営業担当からは、厚さ5mmはあろうかという新型アクセラの本カタログやカレンダーなどが届けられ、少しずつ外堀を埋められているような気がしないでもなく。もちろん、気にならずにはいられない新型アクセラではありますが、こいつもまだまだ現役で頑張ってくれそうです。
おそらく初代アクセラから新型のBMアクセラへ乗り換えられるユーザーも多いのでしょう。ということは、ますます現役のBKアクセラが残り少なくなりそうな状況。私はもう少しこの初代アクセラと一緒にいたい。そう思いながらクラッチを踏み込み、シフトレバーをリバースギアへと入れました。