吉野家のメニューに「アタマの大盛」が加わりました。ご存知の通り、ごはんの分量は並盛と同じで具だけ大盛にするというものです。吉野家の説明によると、これまで「大盛のごはん少なめ」といった特別な注文に対しては大盛と同じ440円で提供していたものを、「アタマの大盛」という正式なメニューに設定することで値段を380円に少し下げたということのようです。つまり、具だくさん。
はたして、280円の並盛に対して100円分の具が増えたのかどうか。そこまで細かいことは考えず、まずは食べてみることにしました。偶然にも最近は吉野家が続いていますが、これは初めて。
結果は、きっちりとアタマが大盛になっており、メニューの誤表示はなさそうです。具体的には、牛肉と玉ねぎの具が2層になっている感じで、ごはんまでたどり着くには少し掘り進む雰囲気。全体的な食べ応えは、やはり並盛に比べれば具だくさん。口の中に遠慮なく肉を放り込めるのは幸せです。
さて、今日のお昼に初となる「アタマの大盛」を食べながら、ふとアタマに浮かんだことがありました。アタマの大盛?そう言えば、その昔はそういった人たちが少なくなかったことを思い出します。
今でこそパパイヤ鈴木氏ぐらいになってしまいましたが、アタマを大盛にするのは一種の流行となった時期もあったのです。残念ながら私自身はアタマを大盛にした経験がありませんでしたが、今に比べれば自然に大盛だったはず。そして、ちょうど高校生の頃に聴いた音楽もアタマの大盛系ばかり。
吉野家で「アタマの大盛」を食べ終わる頃には、今日のブログのネタはこれだ!と一人でニヤついていた私は、ほんの少しだけ奇想天外なのかもしれません。しかし、「アタマの大盛」と言われれば、やはり誰かのアタマが大盛になっている姿をイメージしてしまいます。今さらアタマの中のアンコは大盛にできませんが、せめて小盛になりつつあるアタマを再度大盛にしたいと願うのであります。