先月にWindows XPからVistaへとOSを変更し、今のところは順調かつ快適に動いてくれているマイPCですが、一つだけ困ったことが起きていました。１年ほど前から、内蔵DVDドライブのトレイが開かなくなっていたのです。イジェクトボタンを押すとゴトゴトっと音がして一生懸命に開こうとしている様子なのですが、結果は残念ながら開かずの扉。機嫌が良ければ、システム側の「取り出し」で開く場合があったり、トレイ下部の緊急イジェクトホールにクリップを伸ばして突っ込んだり、あれやこれやで引っ張っていたわけですが、今月に入ってついにメディアを認識しなくなりました。
どうしましょう。何度か試しても、復旧する気配は無し。パソコンに付いてきたこの内蔵DVDドライブも、考えてみればもうすぐ丸７年。かなりお疲れになったのでしょう。そろそろ退役させるのが良さそうです。この７年間、壊れずにその役割を果たしてくれたことには感謝しなければなりません。
さっそく調べてみると、今や驚くべき低価格。内蔵型DVDマルチドライブでもっとも安いものでは、なんと千円台後半から用意されているようです。それでいいや。1,780円のLGエレクトロニクス製品をネットで買おうと思ったのですが、ちと待てよ。もう少し調べてみよう。結局のところ手に入れたのは、東芝サムスン製で2,190円。今回は万が一のことを考えて、ヨドバシカメラの仙台店で購入。
一抹の不安があった交換作業でしたが、終わってみれば拍子抜けするほど簡単。古いDVDドライブを外して２束のケーブルを抜き、そのケーブル類を新しいDVDドライブへ元どおりに挿し、あとは元の位置へセットするだけです。これは2006年のDELL製「Dimension C521」という機種ですが、メーカーのHPにオーナーズマニュアルが残っていたことと、同機種の先人の方々がネット上に写真を載せてくださっていたことが非常に助かりました。久しぶりで味わうイジェクトボタンによる開閉。
ヨドバシカメラで一緒に購入した内蔵ハードディスク。先月にXP問題が解決でき、今回には不具合のあったDVDドライブも新品になったわけですが、次に問題となるのが残り少ないハードディスクの容量です。この機会に同時にやってしまおうかとも考えたのですが、万が一にも初期不良が起こった場合に原因の切り分けが面倒になりそうなのと、また先月と同じような時間が掛かると思っただけで戦意喪失。近いうちに、なんとか気合いを入れて交換するつもりです。はたして、いつになるやら。
