マクドナルド 月見バーガー

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国道4号線仙台バイパス沿いの、若林区沖野にあるマクドナルド沖野店。震災で大きな被害を受けた後にいったん更地になってしまった時には、何度かここの交差点を曲がるタイミングを見失いました。まさにマクドナルドの看板が交差点の目印だったからです。その後、2階建てだった旧店舗から平屋のモダンな店舗へと生まれ変わり、無事にマクドナルド沖野店は復活。私たちドライバーは、以前のように遠くからでもこの交差点を見失うこと無く曲がることが出来るようになったわけです。

そして、なんと新店舗になってからは初めての立ち寄りとなった本日。ちょうどこの先に仕事があり、その前に小腹を満たそうとなったのですが、久しぶりのマクドナルドで何を食べればよいのでしょう。カウンターに立つと相変わらず判りにくいメニューしか用意されず、売りたいものだけが大きく目立つように表示されています。このあたりが、近年のマクドナルドに大いなるうさん臭さを感じるのであります。

ランチセットの時間も終わっているというので、今の大売り出し商品をお聞きしてみると、それなら「月見バーガー」がおすすめですと。それじゃ、それとホットコーヒーをお願いします。

混んでいなかったこともあって、すぐに提供された月見バーガーとコーヒー。トレイを水平に保ちながらもキョロキョロと席を探すわけですが、それにしても綺麗になった店内。まったくファストフード店らしからぬ、ポップでモダンな内装へと生まれ変わったようです。そして、さっそくいただいた月見バーガー。はたして何年ぶりでしょうか。

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小腹が減っていたことを抜きにしても、十分な美味しさです。特にベーコンの出来栄えには感心。この風味は、忘れていた何かを思い出させるような感覚です。しかし、冷静になって見てみると、これで310円は高いなぁとも思うのです。材料は、パン、薄切りハンバーグ、玉子、ベーコン、そしてソースです。はたして以前からこの程度の価格だったのでしょうか。250円前後なら納得できそうですが、これが310円となると、思わず、ボ~ラ~レ!のメロディを頭に思い浮かべるのであります。

しかも、日本人の風情から見れば、この状態で「月見」とは言えません。月が雲に隠れており、表には顔を出していないからです。これは「フライドエッグバーガー」、もしくは「ベーコンエッグバーガー」なのかもしれません。

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さて、この310円の月見バーガーは大売り出しの主役となり得るのでしょうか。もちろん、価格にはお洒落でポップな内装による場代や、スッタフの笑顔、そしてゴミ処理の費用なども含まれるわけですが、ドライブスルーで自宅に持ち帰るには少し高い商品となりそう。そんなことを考えながら10分も経たずに食べ終えた月見バーガー。半田屋が恋しく感じた一瞬でした。