かき&ほたて小屋仙台港

いよいよシーズン到来です。松島湾の牡蠣が今年の異常高温によって7割以上も死滅してしまったという残念なニュースも含め、宮城県内の各地で今シーズンの牡蠣が水揚げされ始めたという報道は先月あたりから耳にしていました。さぁ、来たれ。牡蠣のシーズン到来。

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スーパーなどでも宮城県産の牡蠣を目にするようになった先週、友人から貴重な連絡がありました。「かき小屋 仙台港」が11月3日にリニューアルオープンするらしいので、食べに行くのが吉。なんでも、友人の奥方が勤める会社にチラシが投函されたらしく、それを持参するとお得な接待が待ち受けているとのこと。それなら、行かない理由はまったく見当たりません。

グッニュース!&グッジョブ!そして二人の都合がついた今日の午後、約半年ぶりの「かき小屋 仙台港」へと向かったわけであります。記録を見直すと、初めてこちらへお邪魔したのが今年の4月19日。それから何度か食べに伺い、それ以来ですから丸半年は牡蠣を口にしていなかったことになります。そして、今回が2012年の牡蠣としては、いわゆる初物です。

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やっぱ美味しい!今年の春に石巻の「かき小屋 渡波」で初めてお会いしたお兄さん。その後にこちらの店長さんになられたわけですが、今日も相変わらずの素敵な笑顔です。本来は8個で千円のところを、まだ牡蠣の身が小ぶりだということで、もう少しの間は10個で千円としているそうです。確かに春の牡蠣と比べると平均して小ぶりに見えますが、味は同じです。

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石巻から運ばれる牡蠣と、今回は初めて同じく石巻産のホタテも焼いてみましたが、これがまた美味い。牡蠣は塩味を持っているので醤油を加えるとしょっぱすぎるのですが、ホタテは焼き醤油の風味が絶妙に合うわけです。さらに、口の中のボリューム感も牡蠣とは段違い。「かき小屋」とは言え、このホタテの炭焼きを食べずに帰るのはもったいないと言えそうです。

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この後に仕事へ戻り、七ヶ浜のお客様のところでご馳走になった今年の「柿」で、偶然にも「かきざんまい」となった一日でした。店長いわく、少なくとも来年のゴールデンウィーク明けまでは牡蠣を提供し続けますとのこと。はたして今シーズンは何個の牡蠣が胃袋へ落ちるやら。宮城県の代表的な旬の恵みである「牡蠣」。シーズンの火蓋は切って落とされたようです。