定禅寺ストリートジャズフェスティバルの2日目。昨夜に我が家へ泊まったちびっ子たちと一緒に、連日で街へ繰り出しました。もちろん子供たちは花より団子。いたるところで目にする屋台の食べ物に目は釘付けです。あれもこれもと、彼らにとってはフードフェスティバル。
今回も終わってみると大満足。と言いたいところですが、実はいつものごとくに不完全燃焼。なにせステージも出演バンドの数も非常に多く、もっともっと観たかったというところで2日間があっという間に終わってしまいます。今年は48箇所のステージに2日間で760以上のバンドが出演したそうですから、自分が48人いない限りはすべてのバンドを観ることは不可能であります。
ステージの場所を確認すると、東西は榴岡公園から西公園まで。南北は仙台トラストシティからドコモ東北ビルまで。どこか決め打ちでステージに張り付くか、あるいは移動しながら好みの音に出会ったらそのまま聴き入るか。ジャズフェスの楽しみ方は無限に広がるのです。
子供たちを連れ、フリーマーケットやワールドキッチンも開催されている西公園へ言ってみると、何やらブラックスーツのバンドに遭遇。これからステージが始まるらしく、ちょうどセッティングの最中でした。そのまま少し待っていると、期待は見事に的中。ブルースブラザーズを中心としたR&Bのバンドで、結局はそのままワンステージを楽しませていただきました。福島から来られたバンドだそうで、こういった新しい偶然の出会いもジャズフェスの醍醐味です。
実に様々な楽しみ方ができる定禅寺ストリートジャズフェスティバル。今年も後ろ髪を引かれるように街を後にしました。毎年のことですが、実行委員の皆さまやボランティアの皆さまのおかげでこのフェスティバルが成り立っていることは忘れるわけにはいきません。もちろん、会場を盛り上げてくださった参加バンドの皆さまにも最大の感謝を。来年もまた是非、音楽で溢れる仙台の街を私たちが楽しむことができますように、心から願っているのであります。