すでに仙台市内の中心部は七夕まつり一色。前夜祭の花火大会を見ることができなかったのは何年かぶりのことで、今年はその代わりに瑞鳳殿へ行くことにしました。仙台七夕まつり期間中の同時開催が恒例となっている「瑞鳳殿七夕ナイト」。実に2年ぶりのことです。
ご存知、仙台藩祖伊達政宗公の御霊屋である瑞鳳殿。その参道や境内に竹灯籠が設置され、実に幻想的な演出が施される「瑞鳳殿七夕ナイト」。緑の美しい季節にも何度か訪れている瑞鳳殿ですが、何年か前に初めて訪れたこの夜の雰囲気に魅了されたのであります。
久しぶりに登る参道に足はパキパキ。それでも、境内にたどり着くとその幻想的な美しさに疲れは一気に吹き飛びます。夜空に打ち上がる花火も見事ですが、静けさの中に灯る明りもまるで小さな花火のよう。恒例となる森のコンサートも、この雰囲気自体が素晴らしい演出です。
いよいよ明日が最終日となる仙台七夕まつり。この「瑞鳳殿七夕ナイト」も、明日の21時までの開催となるようです。昼は賑やかな街を楽しみ、夜は静かな森を楽しむ。この音や光のコントラストの違いを楽しむことが出来るのも、仙台七夕まつりの醍醐味の一つなのでしょう。