レンズのおまけ LUMIX GF3

10日ほど前に届いた「パンケーキレンズ」ですが、おまけと思われるボディが付属品として付いてきました。レンズと同じパナソニック製の「LUMIX GF3」という機種です。パンケーキレンズのコンパクトさには驚きましたが、このボディもずいぶん小さくてビックリ。手の大きい人には小さすぎるのではないかというほどですが、右手の指を折りたためば何とか大丈夫そうです。

P5221149

さらに今ならもう1本!まるでテレビショッピングに登場するドリンクのようですが、14mm – 42mmというズームレンズもおまけとして付いてきました。つまり、欲しかったのはパンケーキレンズだけだったはずなのに、今ならそれを取り付けるボディと、さらにズームレンズまでもお付けしましょうというわけです。これは実にお得なのです。乗りましょう、そのハナシに。

P5221161

スットボケるのはこれぐらいにしますと、E-PL1s用にパンケーキレンズの価格動向を追いかけるなかで、レンズ単品の価格は意外に安くないことが分かってきたわけです。要は、レンズ単品の価格にチョッと上乗せすると、ボディまで手に入るという不思議なデジカメの市場。

さらに、機種によってはレンズが1本付属するレンズキットと、2本付属するダブルレンズキットの価格差もわずか。当初はパナソニックの14mmパンケーキレンズを、ボディ内部に手ブレ補正機能が備わるE-PL1sに付けたいということで始まった物色プロジェクトだったわけですが、どうやらGF3のレンズキットでもそう大きくは変わらない価格のようだとなったのです。

P5221167

結局は物欲と色気が出てしまったというオチですが、この不思議な価格設定の罠にもハマり、デジタルカメラでは初のパナソニックユーザーになってしまったのです。このLUMIX GF3はE-PL1sよりも発売年が新しいせいか、オートフォーカスも早くて全体的に機敏な印象。

何よりも、このコンパクトなボディにコンパクトなパンケーキレンズを装着することで、機動力は抜群。外に持ち出す機会が増えることは容易に想像できますが、何年かぶりに手ブレ補正の効かないカメラを操ることになり、基本通りにシッカリ構える方法を見直すことになりそうです。

P1000167

先日の夜にさっそく試してみたわけですが、心配していた手ブレも1/30秒程度であれば問題はありません。ズームが出来ない単焦点レンズですので、自分が動いてズーム代わりを務めなければなりませんが、それもまた楽しいのかもしれません。ところで、もう1本のズームレンズは出番があるでしょうか。E-PL1sに付ければダブル手ブレ補正になるでしょうか。それぞれの機種に同じレンズを使って得意な機能は何なのかなど、いろいろと試すことは多そうです。