河合塾学生食堂

今日は久しぶりで街ナカに勤める友人と昼食の約束を。お店の選定は常に彼の役割で、私にとっては街ナカで昼食を食べることができる楽しいひとときです。さて、今回はスゴいところへお連れしましょう、と自信満々の彼。いやいや、いつもあなたには全幅の信頼を寄せていますが、これまで以上にスゴいところとは?いったいぜんたい、どういう意味なのでしょうか。

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連れて行かれたのは、家具の街本町から北へ入る路地に面した食事処。むむむ?な、なんと!ここは?河合塾の学食で、この近辺ではかなりの人気店です、と彼。マジすか?

へ~。このような場所にこのような食事処があったとは驚きました。家具の街、または学生の街とも言える本町界隈には、いつの頃からか専門学校や予備校が多く集まるようになりましたが、その中でも大手と言えそうな河合塾。この本町にも何棟かの建物があるはずですが、今日のお昼時に訪れた学生食堂は2号館の1階に構える路面店なのであります。

これまでも役所や大学の食堂で食べた経験はありますが、予備校の学食というのは盲点でした。これほどの中心部で路面店とは言え、この前の一方通行の路地はクルマでも通りませんし、ましてや歩くこともありません。隠れ家的な学生食堂どころか、完全に隠れているわけです。

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食堂の入口前には数品目が並べられたショーケース。そしてその向かいには食券機が用意されています。食券と言っても色別に仕分けられたプラスチックの板が出てくる仕組みで、その板を厨房口へ出すというシステム。は~い! Aランチですね~。ええ、Aランチですとも。

なんつったって、Aランチは「チンジャオロース」。しかもシュウマイと春巻きも1個ずつ付いているようなのです。しかもお値段は、なんと今なら420円!まずは、コレしかないでしょう。

厨房で次から次へと繰り出されて配膳されるAランチを受け取って席に付いたのが12時08分。手作り感が漂うチンジャオロースが、揚げ春雨の敷き布団に乗せられているのは実に芸が細かいところです。さっそくいただいてみると主菜も副菜も私には十分な美味しさで、これで420円ならマル得ランチ。チョッとだけ冷めていたようですが、この価格では文句が言えません。

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正式には「学生食堂サンピア」となっている河合塾仙台校の学生食堂。私たちが箸を進めている頃には、厨房前が行列となるほどの繁盛店。見るからに99%は近辺のサラリーマンやOLさんで、12時半頃からチラホラと学生さんの姿も見えてきたようです。

いやはや、街ナカのランチ事情もいろいろあるようで、さすがにここは目に付かない場所だけに、まったく知りませんでした。街ナカに勤める情報通の友人。様々なカードを出してくるのでした。