スマートフォン車載ホルダー

生まれてこのかた、初めて使った時にとても感動した道具のベストスリーは、パソコン、携帯電話、そしてナビゲーションです。パソコンは、自宅で初めてインターネットに繋いだ時。もちろんアナログ回線でしたが、ジジ・・ジジジ・・と上から画面が落ちるように少しずつ「AOL」のホームページが出てきた時にはとても感動しました。そして携帯電話。電話線が繋がっていないのに、ホントに会話ができるんだと。しかも、トランシーバーのように交互じゃないんだと。

ナビゲーションの衝撃も大きいものでした。なんで?なんで自分のクルマが画面上で動くのよ。す、すごいなんてもんじゃない。仕事上の訪問先をしっかりと地図落としをしたうえで、さらにゼンリンの住宅地図まで持ちだして営業に出ていた世代としては、腰が抜けるほど感動したのを憶えています。それが今では、自分でも無くてはならない道具になってしまったわけです。

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先日、スマートフォン上で動くグーグルナビが十分に使えるアプリだと感じたのですが、いくらなんでもダッシュボードにドンと置くのはどうかということで、良さそうな車載ホルダーを手に入れました。この手の商品はいくつか販売されているようですが、比較的評判が良く、指摘されている問題点もおそらく私のクルマでは該当しそうもなかったことで、コレを選んだのです。

正式な品名は「ゲル吸盤車載ホルダー(CAR-HLD5BK)」という、サンワサプライの商品です。

「ゲル吸盤採用で両面テープを使わずに固定できる」というのがメーカーの売りなのですが、実際に使われているユーザーのレビューなどでは、やはりシボが粗いダッシュボードでは無理だと。そのために、両面テープ付きの丸いプレートも付属しているのですが、それを貼るのは避けたいところ。

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偶然にも、私のクルマのダッシュボードは中央部がほとんどシボが無い仕様となっており、実際にポータブルナビゲーションもここに両面テープを使わずに設置しています。おそらくこの部分ならゲル吸盤が吸い付くだろうと見込んだわけですが、想定通りで見事にくっつきます。

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ゲル部分に貼ってあるドーナツ状のフィルムをはがし、決めた位置にホルダーをぎゅぅっと押し付けながら丸い台座を時計回りに締め付けると、吸盤内部が真空になるという仕組みなのでしょう。なるほどしっかりと密着して、実際にスマホを載せてもビクともしないようです。

左右の首振りは出来ませんが、それ以外は適度に設けられている可動部によって実際の使用に不自由はありません。挟み込む部分もバネ付きで、裏面上部にあるワンタッチリリースボタンも実に便利です。もちろんスマホが当たる部分にはスポンジが施され、傷がつくようなことも無さそう。私のクルマと「XPERIA acro IS11S」という組み合わせでは上出来です。

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ちなみに、私が物色した時点ではアマゾンが1,980円で最安値だったこの車載ホルダー。常に設置しておくわけではないにしても、ミニゴリラを設置するほどでもない時には気軽に活用できそうです。これで気を良くした私は、調子に乗って以前から気になっていた「ドライブレコーダー」のアプリも試してみることにしたのです。そして、またも驚くこととなったのでした。