仙台七夕闊歩

もう少し若かった頃は、「仙台七夕」となるとクルマで街ナカに入ることをやめて、わざわざ迂回して渋滞を回避していたのを思い出します。しかし、歳を重ねるにつれ、地元で開催されるイベントは都合のつく限り見ておきたいと思うようになったのです。これまで見てきた年数と同じ時間を、これからも見ることができる歳ではなくなりましたので、目と心の保養ができる今のうちにと。

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短冊と折り鶴がとても目に留まった今年の「仙台七夕まつり」でしたが、例年通りの豪華な七夕飾りも健在でした。聞いたところによると、震災の影響で若干数の飾り付けが減少したということでしたが、実際見る限りにおいては、そのことをまったく感じさせない街の彩り。

今年は定禅寺通りで行われるはずの「星の宵祭り」が中止となったせいで、賑やかなパレード類を見ることはできませんでしたが、それはそれで今年の特別な「仙台七夕」の主旨に沿っていたような気がします。とは言え、それ以外の催し物は例年通りで、仙台市内の各所や勾当台公園、また市民広場などでも、いつもの風景を楽しむことができたのは実に幸いでした。

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おかげさまで今年もたっぷり目と心の保養ができたことに、関係各位や協賛企業、また大勢のボランティアの皆さんへ感謝しなければなりません。そして、この「仙台七夕まつり」のために全国各地や世界各国から短冊や折鶴を届けてくださった多くの方々にも、心より感謝いたします。

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「Date FM」の主催で毎年行われる「夕涼みコンサート」。8日のトリを飾ったのは、かの吉川団十郎氏。おそらく全員が聴きたかったであろう「ああ宮城県」を、期待通り見事に披露してくださったのですが、曲が始まってすぐに目が潤んできたのは、おそらく私だけではなかったでしょう。

この「仙台七夕まつり」が終わると仙台もいよいよ初秋に向かうはず・・なのですが、今年はまったく違うようです。七夕前よりも暑さが増す日々。いい加減、爽やかな秋が恋しくなりました。