半田屋のミニカレーと天ぷらそば

ワンパターンといえば、そうなりそうな気配です。ここ最近、お昼ご飯で迷ったら食べるもの。それが「ミニカレーと天ぷらそば」。特に昼食のタイミングを逃して14時が迫ってくるにつれて、ガッツりと食べるよりもこのセットでサラっと食べるほうが、その後の体調も良いわけです。

考えてみると、この組み合わせで食べさせていただけるお店は、そう多くはないでしょう。例えば「CoCo壱番屋」では天ぷらそばを用意してくれませんし、蕎麦屋でミニカレーというのも難しそうです。それを実現してくれるこのお店こそ、大衆食堂半田屋なのであります。

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この「ミニカレーと天ぷらそば」を食べるために、私たちは預金まで下ろしてくる必要はありません。内訳としては、ミニカレーが120円で天そばが200円の合計320円。レジで現金一括払いを申し出て、その後は好きな席にどうぞ。「天ぷらそば15番のお客さま~」と呼ばれるまでは。

さて、出来立ての熱々天そばに七味をふりかけて席に戻ると、ここからがいよいよランチパーティの始まりです。いつも「そば」から行くか「カレー」から行くかを迷うのですが、今日のように降りしきる雪の日は自然と天ぷらそばに手が伸びます。うん、コレはこれで十分にアリなのです。

そしてカレーを一口。うん、コレです。そしてまたそば、天ぷら、汁、そば、カレーと続きます。

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カレーは昔風の学食系カレーで、天そばも昔風の駅の立ちそば系。カレーはともかく、製麺会社から仕入れた個装の茹で麺を使うお店も減ったなか、これはこれで貴重だと感じるのです。お店からすれば面倒なミニカレーを用意してくれていることこそも 半田屋の真骨頂。小麦粉そばがボソボソでも、出汁が香らなくとも、これでいいのだ。反対の賛成なのだ。