クリスピー クリーム ドーナツ

横浜に住むカミさんの幼なじみが、二泊三日のご予定で昨夜から我が家へ泊まり込んでいます。仙台への里帰りの際、なぜご実家へ泊まらずに当「あっぺとっぺ旅館」へご宿泊いただくのかは不明ですが、まぁ誰が来ようが嵐が来ようが、私のマイペースぶりは崩れません。

と思っていたら、仙台に住むもう一人の幼なじみも便乗して、昨夜から一緒に泊まり込むと言い出したらしく、この期に及んで当旅館は急に大繁盛なのであります。フリードリンクでフリーフード。もちろんセルフサービスで。おそらく、そのうちにこの家を乗っ取られるに違いありません。

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ありがたいことに、ゲストの皆様が持参してくださった数々のおみやげ。漬け物やらバウムクーヘンやらブルーベリーケーキやら。その中で、これは是非とも食べさせたいと買ってきてくださったもの。一時期は行列が見られるほどだったという「クリスピー・クリーム・ドーナツ」。

1937年にアメリカ合衆国のノースカロライナ州ウインストン・セーラムで創業したという老舗のドーナツチェーン。ノースカロライナ州ウインストン・セーラムと言われても、もちろん行ったこともありませんし想像もつきません。しかし、実はサラリーマン時代に勤めていた会社のメーカー本社があるところでもあり、なんとな~く、少しは親近感が湧いてしまうのであります。

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さて、仙台人チームはもちろん今回が初めての実食となる「クリスピー・クリーム・ドーナツ」。買ってきてくださったのは、創業時から提供されており現在でも主力商品だという「オリジナル・グレーズド・ドーナツ」。見た目は砂糖がコーティングされた何の変哲もないドーナツなのですが、少し驚いたのがフワフワとしたその柔らかさと、口に入れたときの実に軽い食感です。

全面に砂糖のコーティングが施されていますので甘いことは甘いのですが、その不思議な軽さの食感とスムーズな口どけにより、甘さが口の中で滞留することもなく、コーヒーと共に2つのドーナツをペロリと平らげてしまいました。なるほどこれは初めての美味しさかもしれません。

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以前は「ダンキンドーナツ」というドーナツチェーンもあったと記憶していますが、現在は事実上「ミスタードーナツ」の独占状態と言えるドーナツ市場。はたして、この「クリスピー・クリーム・ドーナツ」は仙台へも進出するのでしょうか。新しモノ好きですが、一方で冷めやすいとも言われる仙台人。実際には難しいところかもしれませんが、私たちはいつでもウェルカムであります。