家電エコポイントの誘惑

自動車の「エコカー補助金」は一段落した様子ですが、「家電エコポイント」は今月が最初の追い込み時期らしく、家電量販店のみならず、クレジットカード会社からは自社のDM等で、是非ともこの機会に何か買ってくれと、あの手この手で遠慮なく私たちをあおってくるのであります。

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我が家では幸か不幸か「エコカー補助金」を利用する機会はなく、地デジ対応テレビやエアコン、冷蔵庫に適用されるという「家電エコポイント」も、いただける予定はまったくなさそうです。

それまで使っていたテレビの調子が悪くなって液晶テレビを購入したのがすでに2年半前。エアコンと冷蔵庫は共に10年選手ですが、まだまだ現役バリバリで何の問題も無いのです。

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しかし、こうもあおられると、何となく購買意欲が増してくるのも事実。液晶テレビに主役の座を譲って寝室に移動したブラウン管テレビは依然調子が良くないので、いっそのことそれを小さな液晶テレビにでも替えようかと思ったりもするのですが、寝ながら観る機会もまれなのです。

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エアコンや冷蔵庫も、今の製品は電気代が安く済むんだろうなぁと思いながら、壊れていないものを買い替えること自体がエコではないし、消費の優先順位も違うしなぁと、検討課題にすらなりません。う~ん、困りました。このままでは何も購入せず、政府の施策に乗り遅れます。

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冷静に考えてみると、「家電エコポイント」をもらえる時期に買うのが本当にお得なのでしょうか。こればかりは結果論ですので正解はなさそうですが、自動車業界も「エコカー補助金」が終了してから値引きが大きくなった(元に戻った)と聞きますから、地デジ対応テレビやエアコンなども「エコポイント」が終了すればオープン価格が下がるのは容易に想像できそうです。

また、特に地デジ対応薄型テレビは普及がどんどん進んでいるようですので、来年の地デジ移行時期まではもっと価格が下がることも十分に考えられます。つまり、現在のエコポイントで返還される3万6千円や2万3千円以上の価格下落が無きにしもあらずかと・・。というのは買えない言い訳なのですが、デジカメにエコポイントは・・付くはずがありませんね。