三津屋の半板そば

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いよいよ本格的な梅雨空のもと、今日も所用でパタパタ。そのようななか、今度は義母から電話があり、買い物に付き合って欲しいと。ほらきた「パシラー」との異名を持つ私ですから、この際なんなりとご用命くださいまし。は?ニトリと?ダイシン?へいへい、おやすい御用で。

ご用命通りの買い物を一通り済ませると、もう夕方です。蕎麦でも食べていこうか?と義母。
待ってましたっ!そのお言葉。いやいや、別に、見返りを期待してパシらせていただいているわけではありませんが、そういうことであれば、ありがたく・・え?ワリカン?そうすか・・。

確かこの近くに山形の蕎麦屋さんがあったねぇ。ラララ・・なんとかっていうところだっけか?ラララはラブソングでして、それはおそらく「ララ・ガーデン」ですから、「三津屋」ですね?

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仙台に居ながら山形の蕎麦を食べられるようになったおかげで、義母も事あるごとにご指名の三津屋なのですが、やはりこの程よい太さとコシ、そして出汁も含めて、なぜか魅せられます。

相変わらず六つ山の「半板そば」は二人前で、現地のように追加の盛り込みはしてくれませんので、三人の場合はこれに「もりそば」を一人前頼むことになります。ではスタート!無言で手繰り始めると、もうどうにも止まりません。天ぷらでさえ、この場では影が薄いのであります。

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義母を送りがてら、宅用に購入した山形の「佐藤錦」を。最近はこの名前を聞いただけでおののいてしまいますが、宅用であれば意外にリーズナブル。贈答用に比べれば大きさも色も引けを取りますが、おお?甘くて十分に美味しいではありませんか。西を向いて大笑いです。