味噌ラーメンとの格闘

朝一番で先輩からの電話が鳴りました。

先輩「で、どうする? こないだから言ってたヤツ。 今日あたり行く?」

自分「え? あ、いいですよ、行きましょうか。でも今日も暑そうですよ」

先輩「だよなぁ。じゃぁ、明日にする?」

自分「予報だと明日は今日よりも気温が上がるらしいですよ」

先輩「ほいじゃ、やっぱ今日行っちゃうべ」

自分「らじゃ~!」

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最近、以前よりも昼食を誘われることが多くなったような気がしますが、時の波でしょうか。加齢とともに身体の省燃費性能が一段と加速し、毎日毎日ガッツリと昼食をとっていたら大変なことになってしまいそうですが、お誘いいただけるのはありがたいことですので断りません。そんなこんなで今日はお天気も良く、気温も高めで絶好の味噌ラーメン日和であります。

日本の国民食とも言えるラーメン。私はまったくラーメン通などではありませんし、しょっちゅう食べているわけでもありませんが、やはりたまには無性に食べたくなる時があるわけです。

学生の頃は、現在のサンモール一番町の壱弐参横丁にあった「第一ススキノ」や松竹ビルの地下にあった「番丁ラーメン」、また、麺は硬め(片目)で笹かまぼこが入っていた「伊達ラーメン 山水亭」などによく通ったのを憶えています。第一ススキノは当時350円ぐらいでしたでしょうか。

味の嗜好も少しずつ変わっていったようで、昔は「味噌」オンリーで徐々に「醤油」や「塩」にも手を出すようになったのですが、結局はそのお店で一番自信があるものが美味しいようです。近年ではさすがに脂ゴテゴテ系は少しきつくなってきており、一時期は蕎麦屋のラーメンにハマったことがありましたが、これがなかなか侮れないのです。もちろん和風出汁なのですが蕎麦屋ごとに特色があり、比較的低価格で食べることが出来る大穴メニューかもしれません。

さて、今日の味噌ラーメンですが、辛味噌つきとあって非常に熾烈な格闘となりました。店内にはもちろんエアコンが完備されていましたが、箸の進み具合に比例して汗の量も増えてくるのです。これは大変ですが、もう誰にも止められません。だって美味しいのですから。やめときゃいいのに、スープを飲むレンゲの操作も止まりません。まるでロボットのように。

食べ終わった二人はまるで水鉄砲を掛け合った後のような有様で、お互いの顔を見合わせて笑ってしまいました。この天気でも外に出ると戦いの後の風が妙に涼しく感じるのでした。

ところで、上と下の味噌ラーメン。今日はどちらに戦いを挑んだのでしょう。それは・・・

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