川渡温泉浴場と中鉢温泉

昨日お話しさせていただいた通り、カミさん&フレンズの鳴子送迎を日曜日と月曜日にやらされ・・いや、やらせていただいたわけですが、どうにもわがまま・・いや、ご要望の多い乗客の皆さんですので、やれ道の駅に寄れだの、ほれほれ酒買っていくぞだの、実にうるさ・・賑やかです。

仙台から鳴子までは約1時間半。運転手の私は往復3時間を2日間続けることになるわけですが、いくら昼食と駄賃を貰えるとしても、鳴子まで行って温泉に入らないはずがありません。

日曜日に賑やかな皆さんを送り届けた帰り道、いつも通りの静かな車内に戻ったところで、さてどこの温泉に浸かって帰るかを考えます。そうだ、久しぶりに川渡温泉浴場へ寄ってみましょう。

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公衆浴場だけに人が切れませんでしたので、残念ながら中の写真は撮れませんでしたが、相変わらず熱々のお湯で首から下の全身が桜色に染まっていくようです。お湯の温度はおそらく45~6度はあるでしょうか、しかしこれが200円で味わえるからこそクセになりそうなのです。

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そして今度は昨日の月曜日、迎えにいく前に一風呂いただこうと企んでいたのですが、日曜日に強烈な硫黄泉で全身プンプンになってしまったので、今度は少しさっぱり系を味わうことに。

お邪魔したのは中鉢温泉。ちょうど川渡と東鳴子の中間に位置する温泉で、47号線沿いに目立つ看板も出ていますので分かりやすい場所かもしれません。さっぱり系と言ってもそこは鳴子。琥珀色でほんのりアブラ臭が漂う十分に個性的なお湯ですが、上がった後は不思議と匂いません。

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木造の湯小屋に使われている梁類も素晴らしく、それはそれは見事な建築だと感心してしまうのですが、部分的に少し増改築されているようです。露天も以前は「池」のような感じだったのですが、今は立派な屋根がついて湯温も内風呂より高めで適確に調整されていました。

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とうとうと掛け流される源泉が満たされた湯船に全身を投げ出し、あと20分くらいで良い感じの茹でオヤジが出来上がりそうでしたが、運転手をクビになると困るので早々に意識を現実に戻し、乗客の皆さんが待つ先へ向かったのであります。ふぅ・・温泉って本当にいいもんですね。