少し前のことですが、いつもお邪魔しているブログの管理人さんが召し上がったという記事を拝見し、ずっと気になっていた「らーめん昭和屋」。本日にやっと実食を叶えることができました。
六丁の目が1号店とのことですが、私の場合はたまたま仕事での塩釜往復で扇町店がよく目に留まっていました。45号線沿いのこのお店は、昨年11月に開店した2号店のようです。
どうも「仙台っ子ラーメン」の系統だとのことですが、詳しいことはわかりません。それにしても目を引くのが、看板にも堂々と掲げられている「390円」の文字。これはスゴイことでしょう。
しかも、そのブログでも話題になっていた餃子とライスのセットが、なんと590円!なのです。何がスゴイって、例えば全国で400店舗を優に超える「幸楽苑」がそのスケールメリットを活かしてラーメンを290円で出すことは可能かもしれません。しかしそうではない地場のお店が、「よし!390円でいこうじゃないか!」と決意されたことが実にスゴい事だと思うわけです。
このご時世、私たちにとっては大変ありがたい価格設定だと感じるのですが、お店としても看板にこれだけ大きく掲げる覚悟ですから、390円での価格は簡単に後戻りはできないはずです。
あっさりかこってり、そして太麺か細麺を選べるということでしたが、初回の本日はもちろん醤油のこってり太麺でしょう。「昭和屋セット」にして、餃子とライスも平らげることにしました。
仙台っ子ラーメンよりもくせが無く、より多くの人に受け入れられるであろうこってりは、390円にしては十二分なパフォーマンスかと思います。スープに隠れている軟らかいチャーシューやメンマ、そして食べ応えのある太麺にしても、価格以上の満足は得られるはずであります。
清掃が行き届き少しもベタ付きのない調味料セット、女性スタッフの力みのない自然な笑顔と挨拶、男性陣の真剣な眼差しと元気な応対。どれを取ってみても実に気持ちの良いもので、お店側の本気度合いが伝わってくるようでした。何とかこの繁盛を続けて欲しいものです。
実は久々に、恐る恐るの背脂系こってりだったのですが、食べ始めたら止まらずに結局スープまで完食してしまってヤバイなぁと思っていたのですが、不思議にも胃腸系はスッキリです。