韓国へ行ってこられた先輩からお土産をいただきました。キムチとガム(もちろんLOTTE)と、そしてチョコレートです。キムチとガムは連想できそうですが、チョコレートは意外です。
ハワイやヨーロッパ方面のお土産ではチョコレートが定番なのでしょうが、韓国でチョコレートというのは結びつかなかったので興味津々であります。はたしてどのような味なのでしょう。パッケージを見る限りでは、オレンジかミカンのソースがチョコレートにサンドされた板チョコのようですが、なにしろ大部分が韓国語で記載されているために、さっぱりわかりません。
箱の裏を見てみたら、お!これは確か、済州島です。済州島は韓国で唯一のミカンの産地だそうですから、もしかするとこれは済州島のミカンを100%使用したチョコレートということなのかもしれませんが、やはりどこを見ても数字以外は韓国語ですので私にはお手上げです。
もちろん、日本で売られている商品も漢字やひらがなやカタカナだけで書いてあれば、諸外国の方には想像すらつかないのでしょうから、こればかりはお互い様と言えるのかもしれません。
日本では義務教育で英語を学び、今では幼稚園などから英語に親しむ環境が用意されているようですが、残念ながら隣国で使われている言葉を公的な義務教育で学ぶ環境はありません。過去の歴史問題など様々な課題があるのかもしれませんが、英語と並行して選択方式でも韓国語や中国語を学ぶことが出来るという、そんな時代がそろそろ来ても良いのではないかと。このチョコレートのパッケージを見てキョトンとしている自分を振り返り、ふと思ったのでした。
一つずつ丁寧に個別包装されたチョコレートは、やはりミカンの味と香りがぎっしり凝縮されたソースが挟まれ、少しだけビターで上質なチョコレートと相まってとても美味しいものでした。これは良いかもしれません。キムチや海苔といった定番の韓国のお土産を良い意味で裏切る新しい選択なのでしょうか。