義母語録 言いまつがい

さて、昨日に引き続き「母の日キャンペーン」の第二弾、今日はカミさんの母親編であります。今年80歳を迎える義母も現在一人暮らしですが、なんのなんの元気が人一倍で当面は心配なさそう。

今日は特にお出掛けプランは無しで、ユニクロで選んだ衣類数点を携えてカミさんの実家へ表敬訪問。飲み物など重量級の買い物をしたいというのでカワチまでポーター役として同行後、中華を食べたいというので若林区荒井にお店を構える「中国料理 楊全」へ行きました。

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ここは10年以上前からローテーションに入っているお店で、立地やお店の雰囲気自体は町の中華屋的な感じではあるのですが、最初に訪れたときから、中華料理を本格的にやってきた人が作っていることを何となく感じさせる料理だったのです。今日初めてそのことをお聞きしてみたところ、元々横浜中華街で15年、その後仙台国際ホテルなどを経て独立されたそうです。

なるほどですね~。こちらは素人ながらも、ギリギリのところでの油の量と使い方や、具材への火の入れ方が、実に絶妙だと感じるのです。もちろん味も良く、一品料理でも上限1,500円程度で食事モノなら800円前後ですから、経験と腕を考えれば十分リーズナブル。今回は「五目餡かけ焼きそば」「えびワンタンスープそば」「鶏肉と芝エビと彩々野菜の炒め」を。

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ところで、義母は時々「言いまつがい」をします。もちろん歳が歳ですから、基本的にはカタカナ言葉や最近から使われるようになった言葉には、あまり慣れ親しんでいないせいもあるのでしょう。

彼女の名誉のためにお断りしておきますが、いつも笑い話しで終わってしまう単なる「言いまつがい」ですので、さほど深刻な問題ではありません。 しかし、決して直そうとはしないようです。

せっかくですから、この際に少しだけ義母の語録をご紹介してしまいましょう。

あめりやか

最初言われたときは、何のことやら見当もつきませんでしたが、話しの前後から推測すると、どうやら「アメリカヤ」つまり「アメリカ屋」のことでした。

おもてなし

これは話題になった映画の話しでしたので、「おくりびと」のこと、らしいっす。

トロンコ

昔の味噌屋では、作った味噌を敷地内にある「トコンコ」で運んだんだ、という内容の話しでしたので、おそらく「トロッコ」ですね。別にもはや「トロンコ」でいいでしょう。

ヤマモトキヨシ

このような親戚の方は初めて聞きましたので、まだまだ私も青二才だなぁと思っていたところ、その方は薬局を経営されているらしく、いきなり買い物に行きたいというので構えてしまいました。ご想像の通り、「マツモトキヨシ」です。まいりました。

山形テルモンテ

JA山形あたりで品種改良された、新しいトマトの銘柄かと思いました。しかし、どうも話しの内容からするとまったく関係がなさそうです。正解は「モンテディオ山形」。

そのつど指摘すると本人も爆笑するのですが、いっこうに指摘を聞き入れてはくれません。まぁ、お互いに話しが理解できれば問題ないわけですし、笑う門には福来ると言いますから。