レコード収納ボックス

さほど頻繁に使うわけではないけれど、絶対に捨てることが出来ないもの。それがレコードです。

おそらく、自分の持ち物のなかでは相当に古い部類となるのでしょう。中には40年物もあるはずですので、他の道具では類を見ないほど長持ちしているアイテムのひとつと言えるのかもしれません。

今は密かにレコードブームなのだそうで、アナログレコードの出荷数量が増えてきているのだとか。とは言え、私の場合には昔のレコードを少し保有しているだけで、新たに集めようとは思いません。どうしても聴きたい楽曲がアナログでしか発売されていないなら別ですが、今はレコードをまともに再生するオーディオ機器もありませんし、なんと言っても場所を取ります。やはりCDが便利です。

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ずっと畳の上にそのまま立てかけておいたレコードを見て、カミさんからクレームが出ていました。いいかげん何とかしてくれと。何か棚のようなものに入れたらどうなんだと。おっしゃる通りです。

やっと重い腰を上げ、ホームセンターなどを探し回って見つけたものが、なかなかの優れモノ。

スーパービバホームで売っていたこの収納ボックスは、販売元が「株式会社LIXILビバ」となっていますので、おそらくオリジナル商品なのかもしれません。何が優れているかというと、そのサイズ。

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当初は、いわゆる「カラーボックス」のようなものを物色していたのですが、レコードがすっぽり入るサイズは意外にありません。通販ではレコード専用収納ケースを用意しているお店もありましたが、そう安くもないお値段。なんとかならんかなぁ。そう思っていた時に見つけたのがこれでした。

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LPレコードのサイズは、一片が約32cmです。それがすっぽり入る棚か箱のようなもの。それらしき売場をくまなく探し、最後に見つかったこの「座れる収納ボックス」。むむむ?コレいいんじゃね?

なんと「耐荷重100kg」と記載のある収納ボックスですが、私の興味はこの上に重量級の誰かが座ることよりも、この中にレコードが入るのかどうかです。さっそく売場でメジャーをお借りして内寸を測ってみると、なんと一片が約34cm。ブラボー!まさに私にとっては神ボックスなのでした。

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もちろん、レコードの収納を想定して作られたものではなさそうですが、それにしてもドンピシャのサイズ感。おそらく、LPレコードのシングルジャケットなら80~90枚前後。ダブルジャケットでも60~70枚は入り、しかも相当に頑丈な椅子にもなるという「座れるレコード収納ボックス」。

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売場見本と同じ場所に、折りたたまれて販売されていたこの「座れる収納ボックス」。確かにフタは丈夫ですが底板はさほど厚くはなく、おそらくレコードを満杯に収納したまま持ち上げると、底が抜ける可能性があるかもしれません。重量物を収納する場合には、場所決めが先決となりそうです。

一つが1,500円ちょっとで、実にコストパフォーマンスの良さも光るこの一品。我が家ではキャットタワーへの踏み台ともなり、私の次に喜んでいるのは、ニャンコ先生たちなのかもしれません。

 広告  他のホームセンターでアイリス製の同様の商品を発見しました。通販も行っているようですので、お近くにスーパービバホームがない方はご検討の余地がありそうです。