幸楽苑の餃子ラーメン

まんずまんず寒くて、今日は日中でも時間を追うごとに気温が下がっていくような感じでした。こうも寒いと恋しくなるのがラーメンで、昨日の吉野家に引き続き、久々の訪問となったお店です。

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ご存知「幸楽苑」。昔は確か「会津っぽ」という店名で、仙台では286号線沿いの鹿野あたりに出店したお店が最初だったのではないでしょうか。ちょうど喜多方ラーメンのような平打ちぢれ麺を使用しており、私も当時鹿野のお店にはお昼時に何度か通ったのを憶えています。ちなみに「会津っぽ」があった鹿野の店舗は、今や違うラーメン屋さんが入っているようです。

その後「きでん」や「幸楽苑」という店名が現れ始め、現在では宮城県内の店舗はすべて「幸楽苑」に統一されたようですが、このお店の衝撃は、何と言っても290円の「中華そば」でしょう。

何年か前に390円の「中華そば」を100円下げて290円に価格を改定した際には私たちも驚きましたが、飲食業界にとっても衝撃的なことだったと思われます。ラーメン一杯が290円とは。

実は「吉野家」も、例の狂牛病の件が勃発する直前まで、並盛りが確か280円ぐらいだったと記憶しています。その後吉野家から牛丼が消え、しばらくしてオーストラリアビーフで再開してからは現在の価格に戻ってしまったのです。しかし幸楽苑の290円は意外に続いています。

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さて、幸楽苑には「餃子ラーメン」なるメニューはもちろん存在しません。私が勝手に中華そばに餃子を乗っけて、そう呼んでいるだけです。290円の中華そばに180円の餃子を注文し、6ケの餃子のうち2ケは調味料無しでそのままいただき、残りの4ケをどんぶりに入れます。これで、カリカリの焼き餃子と熱々のスープ餃子を同時に楽しむことが出来るというわけです。

以前は様々なラーメンを食べていたのですが、最近は量も食べなくなってきており、シンプルなこの中華そば系が多くなってきているのですが、このお店では相変わらずこのパターンです。

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ところで、今日伺った「荒巻店」のスタッフにはいつも感心します。オールレディースで組まれたメンバーは、もちろん行くたびに多少の顔ぶれが異なり、たまに新人さんも登場するのですが、総じて質の高い店舗なのではないかと思われます。ラーメンの場合、私たちの滞在時間はせいぜい20分前後ですから、そつの無いサービスにより後味も良くなるので助かります。そう考えると、昨日の吉野家はぐでんぐでんで、すっとこどっこいだったかもしれません。