今月の大型連休中に衣替えを終えた際に、以前から気になっていたことも片付けることにしました。
それは、底に穴が空いていたスニーカーの補修です。そうそう。確か「シューグー」の残りがあったはずだと探しましたがどこにも見当たらず。あれれ。あの時使い切ったっけ?あったと思ったのに。
困ったにゃ。もうずいぶん前のことですから、おそらく使い切ったか残り少なくて捨ててしまったのかもしれません。しょうがない。また新しいモノを手に入れようと物色してみると、セメダイン社から発売されている補修剤が目につきました。その名も「シューズドクターN」。なにやら効きそう。
ところが、お店ではなかなか売っていません。訪れた数店舗の大手靴チェーン店では取扱い自体がなく、もちろん靴修理店などでも置いておらず、やっとこさ見つけたホームセンターでは色が「黒」。
おそらくビジネスシューズの補修を想定している商品なのか、セメダイン社のホームページによると補修剤の色は「ブラック」「ブラウン」「ホワイト」の3色。穴の空いたスニーカーの底は「白」ですので、ここは何としても「ホワイト」を手に入れたいところです。しょうがない。奥の手を使おうではありませんか。困った時のヨドバシ頼み。税込み656円の商品で送料無料とは実に申し訳なく実店舗で探してみたのですが、売っていないなら致し方なく。ヨドバシドットコムでクリックっす。
近年では食料品から日用雑貨まで総合ショッピングモールの様相を呈しているヨドバシドットコム。購入金額にかかわらず一品からでも「日本全国配達料金無料」を打ち出してからしばらく経つわけですが、はたしていつまで持ちこたえられるのか。配送も早くて実に心強くありがたい限りなのです。
▼ 穴が空いて雨水が侵入していた安スニーカーの底。
▼ さっそく補修開始。付属品のヘラも使わず、直接に塗りたくります。
▼ もう一足の安スニーカー。こちらは重症で、穴に加えて剥がれが見られます。
▼ チューブからそのまま塗りたくります。一見テキトーに見えますが、実はテキトー。
▼ 24時間放置せよとありますが、6日間放置しましたよの図。
塗った直後も放置して仕上がった後も見た目はほとんど変わらず。まるで白いペンキか白いチューインガムを踏みつけましたのように、汚れたクツ底に眩しい白さのシューズドクターN。実際に昨日の大雨と今日の小雨で試験運用してみたわけですが、見事に雨水の侵入は防止できたのであります。
実はこのキャンバスデッキシューズ。2千円もしない安物ですが、裸足に履く夏用スニーカーとして意外にも気に入っており、色違いの2足目を手に入れたという経緯がある一品。当初は履きつぶすつもりで購入したはずですが、こうしてシューズドクターN氏の手に掛かり、今後も活躍する場を与えられたのです。はたして名医となるのか。ドクターN氏にはしばらく常駐していただきましょう。
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お便り
万乃助様
またまたご無沙汰でやんした。最近、ちょいと足が遠のき気味ではありますが久しぶりに来てみてもあまり更新がされていない現実を見ると万乃助さんも寄る年波に勝てなくなってきたものとお見受けします(笑)。
ところではい、趣味の合うネタには反応させていただきます。
この「シューズドクター」、私も10年来の愛用者です。私は通勤用の革靴の靴底補修用に愛用してます。それにしても万乃助さん、塗り方が下手ですね(笑)。箱の中に綺麗に形付けするためのプラスチックの板とヘラがありますよね。ちゃんと使いこなせば
それなりの形状に仕上がりますよ。
駄菓子菓子!(←久しぶりに使いました)
シューズドクターのゴムが硬さって、オリジナルの靴底材料に対しかなり柔らかいのです。ですので、せっかくきれいに盛ってもあっという間に減ってきます。減ってきたらまた盛る!と、この繰り返しなのでこの商品が売れ続けるのです。硬くて減らないのが理想なんですがそうするとこの商品、次の購入がずっと先になりますよね。
さすがメーカー、微妙なところをついて商品化してます。
で、この生活が上記の通り既に10年なのですが最近は私も
「いかにしたら、靴底が長持ちするか?」というのをサラリーマン生活の研究ネタにしておりまして、ここ半年間試しているのが、シューズドクターをきれいに盛ったのち、
盛った部分の端に10mm程度の釘を靴底の形に添ってほぼ45度の角度分、打つのです。
そうすると通常歩いているとき、硬度の高い釘の頭部分が頑張ってくれるのでシューズドクターの減りが以前の1/5ぐらいになりました。それでも適度に釘の頭の部分が破損するので釘の交換をするというメンテナンスは必要です。
ということで久しぶりに熱く語らせていただいた次第です。
アクアラインさん、ご来店ありがとうございます。
まさに!寄る年波には勝てなくなってきましたよ(笑)。
3月から仕事が劇的に忙しくなり、平日の更新がほぼ困難になってしまいました。
それにしてもアクアラインさん。相変わらずスゴいですわ。さすがエンジニア、いや職人ですね。たしかシューグーの時にもコメントをお寄せくださったはずですが、アクアラインさんの本領はこの「シューズドクター」だったわけですね。
ブラックとブラウンがラインナップされていたのでビジネスシューズ用だろうとは思いましたが、この硬さ(軟らかさ)はスニーカーが合っているのかもしれません。
シューグーのような匂いもなくて快適。スニーカーの底ならヘラを使わずともテキトーで大丈夫だろうと思ってやりましたが、アクアラインさんにダメ出しされてしまいましたね。実に久しぶりだったので、半乾きの時に指で成形するのを忘れてしまいました。
それにしても、これはコスパに優れる良品だと思います。とは言え、私には革靴の底を補修する技量はなさそうです。