京華小吃(ジンホア)仙台店で小籠包に挑んだ結果

昨年に初めて台北で本場の小籠包をいただき、今年になってから念願の鼎泰豊(ディンタイフォン)仙台店で有名店の小籠包に舌鼓。最近ではセブンイレブンの冷凍小籠包にも手を出し始めた私ですので、まるで小籠包アンバサダー。気が付けば、頭の形や髪の毛までが小籠包のようになっています。

昨年の11月に藤崎デパートの一番町側向かいにオープンしたという京華小吃(ジンホア)仙台店。なんでも、シンガポール発の小籠包と餃子の専門店だというではありませんか。そのウワサを聞いてはいたものの、なかなか行く機会には恵まれなかった京華小吃(ジンホア)仙台店。もうここまできたら、身体全体のスタイルまで小籠包のようになってしまえとの意気込みで昨夜に突撃したのです。

土曜日の夜ということもあり、店内は満席でウェイティング。お~。繁盛してまんがな。少し狭くて細長い店内にはカウンター席とテーブル席があり、やがて案内されたのはカウンター席。実はこれが意外に正解で、隣りとの距離が激近のテーブル席よりも、このお店はカウンター席がおすすめです。

さて、カミさんはハイボールだというので私はローボール、ではなくジャスミン茶のホットで乾杯。こちらお通しです(108円)と一緒に運ばれたザーサイを突きながら、ジャスミン茶にお通しはいらないよと少し思うわけですが、まぁそういう大人界のシステムならしょうがないのかもしれません。

そして開宴。もちろん小籠包を軸に、おなじみの品をいくつか頼んでみることにしたのであります。

▼ まずは油淋鶏。美味しい!がしかし、あえて比べればタレも含めて鼎泰豊の油淋鶏に軍配。

▼ 三鮮焼き餃子。豚肉、海鮮、野菜で「三鮮」なのだとか。これは美味しいです。

▼ 出ました小籠包!鼎泰豊よりも一回り大きいサイズで4個。熱々を食べ終えてから再注文。

▼ サンラータン麺。全とろみバージョンは最後まで熱々でウマウマ。

というわけで初めて挑んだ京華小吃(ジンホア)仙台店の小籠包を軸とした夕べ。厨房との距離が近いせいか小籠包はスープも熱々で文句なし。具にしっかり味がついており、タレを付けずに酢とショウガだけでも美味しくいただけます。ただし、レンゲに移す際に2個ほど皮が破けてしまったのは、私が下手くそなのは別としても、重量と皮の強度のバランスなのか、敷物の紙に小籠包がくっついてしまうせいなのか、原因がわかりませんが小籠包は実に難しくて奥が深い料理なのかもしれません。

あえて例えるなら、鼎泰豊は小籠包レストラン的で、京華小吃は小籠包ビストロ的。どちらも美味しい小籠包が食べられることは間違いなく、これで私の小籠包メーターはまた一段上がったわけです。

しかしながら、もっともコスパに優れるのは税別178円(4個入り)のセブンイレブン冷凍小籠包。何といっても蓋付きフライパンでお手軽に出来上がり、二人で16個を食べても税込み800円以下。

もちろん熱々度も味も十分に満足できるレベルですので最近の冷凍食品は侮れません。次に鼎泰豊や京華小吃にお邪魔できるのはいつの日か。そんな小籠包マンの私はセブンイレブンに走るのでした。