シチズン時計 Q&Qスマイルソーラー

土曜日の腕時計と日曜日の腕時計を手に入れ、すっかり気分を良くしていた私でしたが、祝日の腕時計が無いことは唯一の心配事でした。困ったなぁ。このままでは祝日に腕時計を装着できないではないか。年に何日もあるわけではないし、祝日だけは腕時計を付けないようにするしかないのか。

pa152449

などと考えていた今日この頃。ネット上でふと目にした腕時計が、どうやら祝日用にはぴったりではないかと感じたわけであります。その名も「スマイルソーラー」。なにやらゴキゲン風でラテン的でノーテンキ調な雰囲気が漂うそれは、その名の通り太陽光をエネルギーとして駆動させるクオーツ式の腕時計。なるほど。ソーラーですか。機械式の腕時計は言うに及ばず、電池式のクオーツも意外にメンテナンス代がバカにできないわけです。こっちが動けばあっちが止まるし、やれメーカー送りだの、ほれ防水テストだの。うかうかしていると安い腕時計が買えるほどの金額が請求されます。

その点、この「スマイルソーラー」は親孝行です。そこそこのクオーツ式腕時計をメーカー送りで電池交換と防水テストをしていただくよりも安い、なんと全品4,000円均一。しかも電池交換いらず。

pa152450

pa152455

pa152459

pa152460

実のところ、ソーラークオーツ式腕時計は2つ目。初代はカシオの「wave ceptor」というソーラー電波式の腕時計で、これが実に親孝行者。確か1万円弱だったと記憶しているのですが・・。

男ですから基本的にはメカ好きで、こそこそと腕時計なんぞに気を取られた時期もありました。 とは言え、私の場合は舶...

もちろん電池交換も必要なく、時刻合わせもカレンダー合わせすべてフルオート。暗いところには保管せず、常にそのへんに置いておけばいつでも出動可能です。おそらく蓄電池の寿命までは大丈夫。

pa152462

pa152467

pa152470

pa152471

pa152472

pa152480

pa152481

さて、この「スマイルソーラー」は、シチズンの「Q&Q」シリーズの特別バージョンのようです。

私の認識では、もともと同社の「Q&Q」シリーズは廉価な腕時計を専門としており、どちらかと言えば時計店ではなくホームセンターなどで「吊るし」で売るようなシリーズ。しかしながら、この「スマイルソーラー」は往年のスウォッチのような展開を図っている雰囲気で、デザイン性を持たせた普段使いの腕時計を手の届く価格で、維持費もかからないソーラー式にしている点が興味深いところ。

総プラスチック製とも言えそうな本体は実に軽く、まるでオモチャのようですが、それでいてちゃんとソーラー式腕時計。なぜ「スマイル」なのかを調べてみたところ、受光素子をこれまでの文字盤全体に設置する方法ではなく、文字盤外周の2時から10時の部分にリング式で配置しており、それがスマイルをかたどっているとのこと。なるほど。ますますノーテンキ調でいいハナシに思えてきます。

pa152473

価格が価格ですから、実際には「使いきり」と言えそうなこの「スマイルソーラー」。プラスチック製でしかも5気圧防水なので手荒に扱うと悲鳴が聞こえてきそうですが、それはそれで愛着も湧きそうな気配。この「Q&Q SmileSolar」シリーズは海外展開を主としているせいか、現バリエーションも実に豊富で今後のシリーズにも期待出来そう。もう一つ二つ欲しくならないように我慢するのが大変ですが、まずはこの腕時計を見習って、太陽の下では私たちも笑顔で元気に過ごしたいものです。