さて、大神島から宮古島の島尻港まで戻ると、やはりこちらは雨模様。今回の旅で初の本格的な雨降りです。とは言え、遠くには青空も見える南国のにわか雨。船着き場から走ってクルマへと乗り込み、大まかに決めていたこの日の予定を続行することに。まずは雪塩製塩所を見てから池間島へ渡り、その後にあの店で伊勢海老定食を食べ、あとは夕方までシュノーケリングを楽しみましょう。
雪塩製塩所に向かう途中には雨も上がり、雲もたいぶ取れてきたようです。お約束のソフトクリームをいただきながらしばしの散策を。どうやら雪塩のお土産店舗はずいぶんと大きく新築され、その向かいには今年にオープンしたというカフェが。実に美味しそうな雰囲気だったのですが今回は断念。
▼ 雪塩製塩所の売店が立派に。ソフトクリームもこの店舗内で購入するようになりました。
▼ とても綺麗な店舗内。
▼ ここは以前のまま。ゆっくり座ってくつろぎましょうか。
▼ 製塩所の内部も以前のまま。
▼ 今年にオープンしたというカフェ。
▼ 目の前は西の浜ビーチ。ここからの風景が好きです。
▼ ワンちゃんものんびり。向こうに見えるのが池間大橋。
▼ 地元人が釣り糸を垂らしています。
▼ その後は池間大橋を渡って池間島へと。
▼ 池間島へ上陸。少しだけ波が荒い感じです。中央に見えるのが大神島。
▼ ヤドカリ君。
▼ お約束の海美来(かいみーる)でひと休み。
▼ 海ぶどうとサザエさんを食す。
ざっくりとした池間島周遊も終え、いよいよ本日の昼食。じゃじゃ~ん!伊勢海老定食であります。
友人が是非とも食べておきたいという伊勢海老定食。おそらく宮古島ではもっともリーズナブルに食べられるのは、ここ「お食事処まなつ」。初めて弟に連れて来られた時から、この昭和風食堂は私のツボに入りました。この雰囲気を友人にも味わっていただきたいと向かったのですが・・。あれれ?
う、うっそでしょ?と言ったらお店に失礼かもしれませんが、ま、まさかの満員御礼状態?冗談きついわぁ。ちょっと降りてお店の中を見てきますよ。クルマを置くスペースも満杯で、歩道に停めたハイゼットカーゴが少し寂しそうに見えます。恐る恐る引き戸を開けると、なななんと店内は満席でほぼ全員が伊勢海老定食を実食中。マジか・・。しかも、店外には入店待ちと思われる数人の姿も。
あのような「お食事処まなつ」の勇姿を見たのは初めてで、実に残念でしたがちょっとだけ喜ばしくもあり。ともかく待っている時間は無かったので、クルマを走らせながら次の一手を考えます。どうする?自分。ここでうろたえていては宮古島リピーターの名がすたります。お!よし、あそこだ。
向かった先は、昨年に初めて弟に連れてきてもらった腰原食堂。こちらの「ドラゴンそば」は絶品で、おそらく友人も気に入ってくれるはず。食べている彼の表情を見てみると、けっこうな勢いでがっついています。どう?これマジ旨い!だよね。お店を出てから彼いわく。伊勢海老定食を食べられなかったことは残念でしたが、その結果このお店に来られたのは幸いだったと。お~良かったです。
イムギャーマリンガーデンでシュノーケリングを始めたのは、すでに15時を回っていました。お互いにまったくの初心者ではないにしても、いい歳をしたオヤジたちですから海での遊びに無理は禁物。ここも弟に聞いたシュノーケリングスポットで、完全な湾内のために流される心配はありません。初心者に適したスポットとは言え、きっちりクマノミまで見られるのはさすが宮古島と言えそうです。
結局は17時近くまでシュノーケリングを楽しみ、宿に戻ってシャワーを浴びてから、夕食へと繰り出します。今日はあそこだね。宿からクルマでほど近いもう1軒の食堂。お店へ近づくと、なにやら変な感じ。お店全体が暗い。ええ?マジですか?休み?土曜日の夜だというのに?休みなんですか?
まさか一日で2回も「食」にフラれるとは予想していませんでした。揚げてびちと、他にも何品かを完全にイメージしていたこの日の夕食。結局は初日に訪れた「食事処ひろちゃん」で食べることに。
あの~。単品メニューのフーチャンプルを、定食にしていただけませんか?はい、大丈夫ですよ~。
ニコッと笑ってくれたお店の若いお姉さん。このオヤジ、またフーチャンプルを食うつもりでいやがる。そう思ったのかどうかは分かりませんが、それはどうでもいいのです。だって、旨いんだもの。