ニャンコのおぷろ 猫のシャンプー

ぺろぺろっぺ~ろぺろっ。

もう、まったくぅ。頼んでもいないのに急におぷろなんかに入れやがってぇ。

ぺろぺろっぺ~ろぺろっ。

すっかり乾くまで身体が少し重くて、なんだかとっても嫌なんですけどぉ。

p4181136

ありゃ?

あれ、兄ちゃん?

兄ちゃんも、おぷろ、やられたか?

ぷぷっ。きっとやられたんだにゃ。

p4181150

ぺ~ろ~ぺ~ろ~ぺ~ろぺろ~。

あ~あ。まいった~。

マジ、まいったよ~。

これだもの~。

ぺ~ろ~ぺ~ろ~ぺ~ろぺろ~。

まったく~。

とーちゃんとかーちゃん、油断も隙もないな~。

p4181146

くんくん。くんくん。

ニャンだ?オマエ、カビっぺだったのに、にゃんか、いい香りになってるにゃ。

ちゅっ。

くんくん。くんくん。

兄ちゃんこそ、アブラっぺだったのに、サラサラににゃってんじゃね?

ちゅっ。

p4181131

やっと暖かくなってきたこともあり、約半年ぶりでニャンコ先生たちをおぷろに入れました。おぷろと言っても、もちろん浴槽にお湯を張って入れるわけではなくシャワー&ドライ。シャワー係、つまり浴室内は私の担当。普段はめったに鳴かない彼らがみゃーみゃーいうなか、専用のシャンプーを使って洗ってはすすぎを何度か繰り返すわけですが、意外に暴れる様子もなく良い子でいるようです。

そして次は、数枚のバスタオルで待ち構えるカミさんの元へ送り出し、私はドライヤー担当に早変わり。乾かす際に彼らは必死に逃亡を図りますが、カミさんの容赦ない拘束にやがて観念するのです。

午前中のおぷろで、今はすっかり乾いて元に戻ったニャンコ先生たち。元に戻ったどころか、おそらくどんな上等なカシミヤよりも上質に感じる彼らの毛ざわり。親バカっぷりは健在であります。