おくつろぎのところ、まことに申し訳ありません。ニャンコ先生・・ですね?
ん?さよう。で?なんじゃ?見ての通り、くつろぎ中なんだが・・何か、用かね?
いや、実は・・昨年にこの部屋でコードがかじられるという事件が発生しましてね。容疑者の目星がついたんですよ。あ、申し遅れました。私、鼻曲署のクサヤです。
ほ、ほう~。それは結構なハナシだな。で?わ、わしに何の用だと?
いや実は、犯人とおぼしきヤツの歯形が出ましてね。チョッと見てもらいたいんですよ。
・・・。歯形?み、見るだけだかんな。わ、わしにはまったく身に覚えがないし・・。
いやホントに申し訳ありません。ご協力に感謝します。で、コレなんですが・・。
どれどれ。見せてみなさい。
!!!!!
で、つきましては、ニャンコ先生の歯形も取らせていただければと・・。
いやいや、念のために、ですよ。もちろん、決して疑っているわけではありません。
お一人お一人のご協力があってこそ、この事件は解決するんです。
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ニャンコ先生?ニャンコ先生!どうかされましたか?歯形を取らせていただけ・・
ちみ、今すぐに弁護士を呼びなさい。
は?ニャンコ先生?ニャンコ先生!ニャンコ先生!!
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