沖縄本島の旅 ガンガラーの谷と那覇の夜

今年も5月の下旬から4泊5日で決行した宮古島への旅。沖縄地方は梅雨のまっただ中で、連日の気温は27~28℃前後でしたが、ニュースで報道される仙台の最高気温は連日30℃超えだとのこと。

マジで?これじゃまるで沖縄へ避暑に来たようなものだと驚いてしまったことを思い出します。その後、先週には宮城を含む東北南部も梅雨入り宣言。オマエが沖縄から梅雨を連れてきた!とカミさんからは叱られますが、めっそうもございません。今日現在、未だに梅雨開けしていない沖縄地方と同様に、ここ数日の仙台も見事な梅雨っぷり。そこで南国を思い出し、気分だけはノーテンキ。

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今年も例によって旅の計画は弟にすべてお任せで、自分で手配したのは仙台-那覇の航空券のみ。

現時点で、仙台空港から那覇空港への定期便はANA11時50分発の一択ですが、これがあるだけでもありがたいわけで、年に一度の利用とはいえ、このまま飛び続けていただきたいと願うのです。

昨年は、那覇空港から石垣島へのトリップが直前の仙台空港で知らされるというトラップが仕掛けられていたわけですが、今年は出発の前々日に訂正された予定表がメールで届きました。それによると、初日は那覇市内で一泊し、次の日に宮古島へ移動するとのこと。ほれきた。またもやトラップ。

とはいえ、すべての予定を知らされていないことは意外にも楽しいのであります。これまで沖縄本島を訪れた経験はあれど、那覇市内に宿泊したことはなく、それはそれで大いにワクワク。夜の国際通りやらも歩いてみたい。仙台空港で手に入れたホヤめしに舌鼓を打ちながら思いを馳せます。

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予定通り15時前には那覇空港へ到着し、先入りしていた弟がレンタカーでお出迎え。さて、どこへ?谷へ。たに?ええ、タニです。行ったことがありますか?谷へ。トロンボーンを吹く谷啓氏の姿が頭をよぎったのですが、それは口に出さず。という間にも到着。そこは「ガンガラーの谷」でした。

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観光地というよりも、もはや考古学的スポットでもある「ガンガラーの谷」。歴史などという尺度では想像もつかない約1万8千年前の旧石器時代に、ここで生活していたであろう日本人のルーツ。

壮大なロマンに耳を傾ける1時間15分のガイドツアー。柄にもなく実にアカデミックな時間でした。

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那覇市内のホテルに戻る途中で、弟から出された二者択一問題。今夜は肉にしますか?魚にしますか?うぅぅ・・。これほど迷ったことはありません。ステーキか刺し身か・・。両方!まるで腹を空かせた子どもの叫びです。結局は牧志公設市場で魚をいただいてから、その後にはステーキを。

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牧志公設市場2階の食堂は実に居心地がよく、さらに南国の魚が実に美味しいことも再確認できたわけですが、この日のビックリ大賞はホテルからもほど近い24時間営業の「いちぎん食堂」。

200gのリブロースステーキにスープとサラダとライスが付いて何と1,100円!しかも十分に美味!このパフォーマンスは那覇一番じゃないかと思うほど。さすがは弟氏。確実に的を射るのでした。

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というわけで、腹パンパンで戻った「アパホテル那覇」。仙台にも進出しているアパホテルですが、もちろん泊まるのは初めてのこと。人口温泉の大浴場で身をほぐし、翌日の宮古島行きに備えて身体を休めました。実に面白い那覇市内中心部。機会があれば、次回はゆっくり散策したいものです。