いつもの宮古島

つい先日だったような気もしますが、南西諸島への旅からもうすぐ2ヶ月。月日が経つのは実に早いものです。今年は初めて石垣島に2泊したわけですが、後半の2泊はやはり宮古島。良い意味で緊張感が感じられた石垣島とは打って変わり、いつもの宮古島はのんびり感で何となくホッとします。

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弟が予約してくれた今年の宮古島の宿は、繁華街からもほど近い「ゲストハウスパークサイド」。沖縄ではよく見られる宿泊施設の一種である「ゲストハウス」。その内容は様々ですが、今回の宿は2階にオーナーが住居を構え、1階部分のすべてと離れを宿泊施設として貸し出しているようです。

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オフシーズンということもあって、私たちは大小3部屋が用意される1階部分をすべて占拠。1人1部屋を与えられ、キッチンも浴室も貸切りといった贅沢な空間を低価格で味わうことができました。優しくてセンスの良いオーナー夫人は数匹のレトリバーを飼っておられ、もちろんこのゲストハウスもペット同伴可能。備え付けのバスタオルは、これまで経験したなかでも最上級の使い心地でした。

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さて、この日は夕方からライブを鑑賞する予定がありました。弟が絶対に外せないと語る「美ぎ島ミュージックコンベンションin宮古島」。毎年5月の最終週末に行われるイベントで、私たちが5月の下旬に旅行をするのは、このスケジュールに合わせているということも言えそうです。父も付き合わせるのは心配ですが、昨年は見事にクリア。今年も一緒に観ると言います。おそらく観客で最高齢。

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夕方までは、いつものも宮古島をのんびりと。外せないカレーと外せないビーチ。はやりこのスローな雰囲気はたまりません。何をするでもなく、大潮の新城ビーチで水平線をいつまでも無言で眺める3人。パーラーみよし屋のご夫妻は相変わらず何かをすすめてくるわけでもなく、笑顔で近況を語り始めます。観光地なのに、それらしくない温かい迎え方。それが宮古島の魅力なのでしょう。

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さて、ライブ会場となったビーチで思いもよらない看板を目にしました。様々な露店が並ぶ一画で「木の屋」と掲げるテント。まさか。宮城県人にとって「木の屋」とくれば鯨の缶詰で有名な「木の屋石巻水産」が思いつくわけですが、広い日本では同じ屋号になってしまうことも多いのでしょう。

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などと思いながら近づいてみると、なんと「木の屋石巻水産」の文字が!は?マジすか?宮城県からはるか離れたここ宮古島で、この社名を目にするとは驚きです。もしかしたら、この会場で現宮城県人は父と私だけかもしれず、目の前の出来事に感動すら覚えます。そのわけは、次回にでも。