マクドナルドで13時に待ち合わせがありました。ということは、少し早めに着いて昼食をそこで食べてしまおうと考えるのは自然の流れです。マックで何かを食べるのは久しぶり。店内に入る前に慌ててスマホのアプリでクーポンを見てみるも、いまいちピンとくるものは無し。
そのままカウンターの前に立ち、さて・・何をご馳走になりますかね・・。ふと上を見上げると、目に飛び込んできたのがマックランチの「ダブルチーズバーガーMセット」。おっとっとっと~。
ダブルチーズバーガーは食べたいけれど、ポテトはSサイズで十分。しかし、どうやらSセットにはお目当てのダブルチーズバーガーが用意されていません。まぁいいでしょう。食べますよ、ポテトのMサイズ。食べればいいんでしょう。というようなことを6秒ほどで考えます。
ありがとうございます!ダブルチーズバーガーのMセットですね?500円になります。会計が終わると、赤いTシャツを着たお姉さんが満面の笑みで砂時計を差し出しました。ただいま60秒キャンペーン中です!ご提供までこちらの砂時計をご覧になっておまちくださいませ。
あ~!そう言えばそうでした。ネットで記事を見ていた私は、「60秒キャンペーン」のことをすぐに思い出したのです。とは言え、カウンターに立ったままで砂時計をじっと見つめ続けるのもどうなんでしょうか。だいたいにして、ダブルチーズバーガーとポテトとコーヒーの提供に60秒以上も掛かるとしたら、それは運良くマシンが故障した時ぐらいでしょう。案の定、半分の砂が残りました。
以前は好きでよく食べた「ダブルバーガー」。メニューから消えてもうどれくらい経つのでしょうか。今でも根強いダブルバーガーファンは、このダブルチーズバーガーをチーズ抜きでオーダーするのだとか。とてもとても貧乏性の私はチーズを抜くことなど出来ませんが、このネットリとしたチーズの食感が無い「ダブルバーガー」も、実にジューシーで美味しい一品でした。
ある意味、集客のための話題作りとも言えるマックの「60秒キャンペーン」。ピーク時にはスタッフの皆さんが戦々恐々としているのかもしれませんが、大雪のせいでさほど混んでいなかった今日は、赤いTシャツのお姉さんが余裕でクリア。その時に渡された、小さな紙チケット。
チケットの裏に大きな字で「スカ!」と書かれていたらどうしようかと思いましたが、どうやらコーヒーの無料券です。今回は我々が勝利をおさめたが、チャレンジしてくれた君の勇気を称え、特別に褒美をつかわそうぞ。というような主旨のことがとても丁寧に記載されています。
コーヒーの無料券をいただけるのは実に優しい心配り。しかし、私たちマクドナルド消費者協同組合としては、「逆60秒キャンペーン」も同時に提案します。マックランチMセットを提供されてから60秒以内に食べ終えたら全額返金してくださいキャンペーン。集客倍増間違いなしでしょう。