パナソニックの修理品二連発

すっかり涼しくなりました。いや、涼しいというよりも、朝夕は少し肌寒いと言ってもよいほど。街ではちらほらと女性のブーツ姿も目にするようになり、寝具はまだ夏仕様でありながらも1週間に1枚ずつ掛けるものが増えていきます。完全な冬支度にはまだ早そうですが、かと言って家の中で半袖とステテコ姿でくつろぐのもあと少し。体調管理が難しい季節となったようです。

CIMG4727

これまで手に入れた家電製品やデジタル機器において、幸いなことに初期不良品や早期故障品に当たったことはありません。ところが、先月の下旬にたまたま2つのモノを同時に修理へ出すことになりました。一つはカミさんが鳴り物入りで購入した魔法の煙が出る肌ケア製品。もう一つは私が購入したデジタルカメラのズームレンズで、どちらもパナソニックの製品です。

魔法の煙箱はすでに購入から5年ほど経っているモノですから、完全に経年劣化による故障あるいは手入れ不足と言えそうです。昨年あたりから肝心の魔法の煙が出なくなったらしく、しばらく使うのを止めていたようです。しかし、秋冬の乾燥時期に向けてそれを思い出したようで、メーカーに聞いてもらえないかと。確かに修理で直るのであれば買うよりは安そうです。

ズームレンズは保証期間内だったので、ピント調整をお願いしました。購入してから、どうもピントが甘いような気がしていたからです。他のレンズを付けるとまったく問題がないので、おそらくレンズ単体のせいだろうと。確信は持てなかったのですが、調整をお願いしたいということに。

CIMG4731

CIMG4732

CIMG4734

CIMG4729

本日、両方の製品とも無事に戻ってきました。正確には、連絡があったので宮城野区の扇町にあるパナソニックのサービスセンターまで取りに伺ったわけです。魔法の煙箱はとっくに保証期間が過ぎていたにもかかわらず、なんと技術料の3千数百円のみで部品代金の請求は無し。レンズに関しては指摘した症状が確認できず、異常無しとのことでそのまま返却されました。

レンズの件では途中でも「異常無さそうですがいかがいたしましょう?」という連絡が2度ほど入っており、気になる部分はすべて確認していただいて、問題なければそれでOKですと伝えていたわけです。おそらく、撮る状況下や私の腕の問題ということも十分に考えられたからです。驚いたのは、戻ってきた製品の梱包具合。ほぼ裸で持ち込んだのですが、帰りは厳重な箱入りだったのです。

結果、カミさんの魔法の煙箱は見事に復活。この魔法の煙にあたることによって徐々に若返るらしいので、機会があったら私も魔法にかけられて30代前半ぐらいまで若返ってみようと企んでいます。そしてレンズ。さっそく試し撮りをしてみたのが下の2枚。あれれ~。問題無し。

P1020656

P1020663

レンズに関しては結果的に「言いがかり」となってしまい少々恥ずかしいのですが、また症状が出るようであれば画像を持参して検証していただこうと思います。一方の魔法の煙箱については、実に心地良いメーカー側の配慮。このアフターサービスが、私たちユーザーの忠誠心を生み出します。

昨今では日本国内メーカーの業績不振も話題に上がりますが、ふだんは体験できないこのようなサービス体制も含めて考えると、やはり私たちにとって安心で心強いのはジャパンブランドなのかもしれません。サービス料込みでの製品価格だと考えれば、決して高いとは言えないのかもしれません。