チキンマック投げっと

今日は久しぶりに先輩とお茶を飲みながら積もるお話しをすることに。待ち合わせはマクドナルドで10時半。私たちが店内に入ったのは10時33分。ということで、残念ながら朝マックのメニューはきれいさっぱり取り払われていました。しくじったか・・待ち合わせを10時20分ぐらいにしておけば、えらく久しぶりのホットケーキでも食べたかったのであります。

ほいじゃ、コーヒーを・・。お?と?チ、チキンナゲットをください。カウンターの真正面で、「今だけ チキンマックナゲット¥100」の大きいPOPが目に留まったのです。

「今だけ チキンマックナゲット¥49,800」と書かれてあればドッキリカメラに違いありませんが、ワンコインの100円であればつい頼んでしまいます。まさにピッタリのお茶うけを現金払いで。

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5個入りのチキンマックナゲットが今なら100円。普段の価格は忘れましたが、これなら十分にお得感がありそうです。100円のハンバーガーにチキンナゲットを10個、さらにドリンクで合計400円のランチも良さそうだなと思いながら、久しぶりのチキンナゲットを頬張るのでした。

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さて、チキンマックナゲットを食べるたびに思い出すこと。それは「投げっと」のことです。なにも、英語も話せるデーブ・スペクター氏ばりのオヤジダジャレを飛ばすつもりではありません。

宮城で生まれ育った私が、初めて関東で暮らした際に驚かれた言葉。それが「ねっぱす」と「投げる」でした。もちろん、「投げる」は「ゴミ投げ」のことでしたが、必ず聞き返されます。

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そうか、「ねっぱす」は方言だったのか。反省した私は、次回からちゃんと「ねばす」と言うように直しましたが、それでも「はぁ?」状態。どうやら「ねばす」でも通じないようです。これには困りました。「貼る」とは一味も二味も違う、粘着力を表すには実に便利な言葉だったのですが。

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同じく、「ゴミ投げ」や「ゴミを投げる」にも爆笑されました。ゴミは投げるものではなく、捨てるものだと。なるほど、言われてみればそうかもしれません。ピッチャーが振りかぶって第一球目のゴミを投げるわけでもなく、ゴミは投げれば「不法投棄」だと勘違いされそうなのです。

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ここ何年も「ねっぱす」とは言わなくなりましたが、「ゴミ投げ」という言い方だけはもうどうしようもありません。今でも「今日はゴミ投げの日だ」と表現するように、おそらく私は一生涯ゴミを捨てずに投げ続けるのでしょう。

「チキンマック投げっと」を食べるたびに思い出す、少し恥ずかしいお話しですが、「投げっと」に勢いを付けて「投げっとっこの」と言えれば、これは本物の宮城人です。