今夜に宅配便が届きました。ダンボールでキッチリと梱包されたモノ。先週に私自身が頼んだもので、早く届かないかなぁと待ちわびていたものです。ここまで書くと、いつもご覧いただいている皆様から「てめ～またデジカメを買いやがったな？オマエはカメラ屋か！っこのオヤジ！」というお褒めの罵声が聞こえてきそうですが、まず、開けましょう。
欲しいデジカメやレンズが無いわけではありませんが、今はその時期ではありません。今回はコーヒーです。いつも月に１回の頻度で購入しているショップから、３月２日より値上げさせていただく旨のアナウンスが始まったのは先月初めぐらいからでしょうか。夫婦二人で月に２kgを超えるコーヒーを消費する我が家にとって、これは意外に大きな問題なのです。
コーヒーを飲む習慣は数十年来すっかり定着してしまい、しかもそれなりの量を飲むので高額なコーヒーはなかなか買えません。これまで街のお店やネットなど様々なところから購入して試してきましたが、価格対品質のバランスでこのところ買い続けているこのコーヒー屋さん。
いつもは500gを４袋。つまり２kgを購入するのですが、我が家では１ヶ月持つかどうかで、来客があると完全にアウトです。今回は値上げ前にいつもの倍か？とも考えたのですが、冷凍保存を推奨しているこのコーヒーを、８袋も入れるほどの冷凍庫スペースはありません。
結局は６袋で３kgを購入。「大人買い」と言えるほどの量ではありませんが、あまり長期間保存できるものではありませんので、これが精一杯でしょうか。これまで数十年間にわたってコーヒーを飲んで自分なりに気付いたこと。それは、焙煎してから最長でも１ヶ月が賞味期限。数ヶ月前に焙煎した超高級豆よりも、焙煎したての安い豆の方が美味しいということです。
さらに、個人的には粗挽きの粉をふんだんに使って淹れるコーヒーが実に美味しいと感じるのですが、街ナカのお店ではなかなかお目にかかることができません。このコーヒー店は、もちろん注文してから焙煎したものを届けてくれるわけですが、豆の質も決して悪くなく、価格は100gあたり150円前後と実にリーズナブル。決して贅沢とは言えない、小さな幸せなのです。
