ピレリP4 フォーシーズン

おそらくクルマを所有してから初めて、年を越してから冬タイヤへと交換した今シーズン。記録を見ると1月5日に交換したわけですが、本日に早々と脱いでしまいました。装着期間は約60日で、記憶のなかではこれも最短記録です。なにかムキになっているのでしょうか。

個人的には、できればスタッドレスタイヤを履きたくありません。燃費や乾燥路での駆動力も低下しますし、何よりもグニャリとしたその操縦性が好きではないからです。雪道以外では何のメリットも無いと思われるスタッドレスタイヤですが、冬には履かずにはいられないのです。

3月に入り、いつ脱ごうかとタイミングを見計らっていたたところ、背中を押してくれるような事が起こりました。かねてから考えていた、夏用タイヤを新調してしまおうかという作戦です。

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先週末の土日に、とあるカー用品量販店のグランドオープンがあり、その間に売り場で見た低価格の夏タイヤ。やっす~。この価格ならば、思いきって新調してしまおうか。しかも、先週の金曜日から本日の月曜日まではオープンセールでタイヤの組込み、バランス、脱着が無料だというのです。

韓国メーカーである「クムホ」のタイヤが私のサイズで2万3千円ほど。イタリアメーカーである「ピレリ」が中国工場で製造したタイヤが約3万円。いずれも国産メーカーの半額程度で、以前から気になっていたのです。もしかしたら、これらのタイヤでも十分なのではないかと。

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結局は、さらに値引きしてくださった「ピレリ」を購入。積み込んでいった古タイヤを脱がせてホイールに組み込んでいただき、夏仕様で帰ってきたわけであります。今後は雪が降っても1、2回。仮に出動できないぐらいに降るようなことがあれば、風邪をひいたことにしましょう。

肝心の乗り心地ですが、今のところまったく問題はなさそうです。「P7」や「P-ZERO」などで慣らした往年のドライバーはよくご存知の「ピレリ」ですが、この「P4 フォーシーズン」というタイヤはスポーツ系とはまったく無縁のファミリーカー向け夏タイヤ。オートバックスの専売商品とのことですが、意外にも静かで、ワンパクな運転をしない私の乗り方では十分に実用的です。