勾当台公園の紅葉と仙臺鍋まつり

クルマで定禅寺通りを西公園側から東へ進むと、定禅寺通りと一番町との交差点で赤信号につかまる確率は92.4%(推定)。つまりは、ほとんどの場合にここでボ~っと街を眺めることになるわけですが、このところ気になっていつも注視してしまうのが、勾当台公園の「燃ゆる炎」なのです。

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ということで、どうしても気になったのでクルマを置いて近くで見てみることにしたわけですが、この色はやはり遠くからでも目立ちます。「赤」といいますか、あるいは「朱」なのでしょうか、とにかく実に見事な紅葉なのです。その昔に学校で教わった針葉樹と広葉樹。この時期ばかりは、まるで針葉樹たちが広葉樹の華々しい彩りを引き立てているように見えます。

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さて、風も強くなってきたので撤収しようと駐車場に向かおうとしたところ、市民広場は何やら賑わっています。中を通ってみると、「仙臺鍋まつり」が開催されていました。あらららら。

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そう言えばラジオでちらっと聞いたような・・。時刻は13時でしたが、早くも完売のお店もちらほら。会場内では、かの「伊達武将隊」ご一行様も椀をつつきながら来場客と歓談されているご様子。私もさっそく大郷町の「おおさと米粉すいとん」をぺろり。こりゃ美味しい!

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シイタケの出汁が絶妙で、これは美味し過ぎます。思わずオカワリしそうになりましたが、せっかくなので違うモノをと、二杯目は大和町の「舞茸汁」を。今度は舞茸の出汁が実に良い味わい。いずれも醤油仕立てで「どんぶり」よりもひと回り小さい「お椀」大の容器ですが、どのお店も一杯100円から200円という大盤振る舞い。冷えた身体がすぐに温まります。

13の市町村から、それぞれの特産品で作る自慢の「鍋」が出品されている「仙臺鍋まつり」。今日と明日の平日開催で、しかも11時から14時までといった幻の出店となりそうですが、お近くにお出かけの際には、勾当台公園の紅葉を眺めながら是非とも温まってはいかがでしょうか。