南蔵王の秋もよう

どちらかと言えばサル系のワタクシ。どちらかと言えば、です。家族や姪などからは「おちゃる!」とか「バザールde ゴザール!」などと呼ばれる場合もあるのですが、決してオシリが赤いからではありません。しかし、サル系だからなのでしょうか。たまには山へ帰りたくなる時があります。

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春の「桜」、そして秋の「紅葉」は、私たち日本人にとって代表的な季節の風物詩で、たとえどこか遠くへ出掛けなくとも、街のどこかで必ず目にすることができます。しかし、たまには足を延ばして本格的に楽しみたくなるもので、秋晴れの昨日、久々に山へ帰ることにしたのです。

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さて、「鳴子峡」の紅葉は実に素晴らしく、訪れた誰もが感動するところですが、ウワサによると付近の渋滞もヒドいとのこと。それを承知で突撃するのも無謀ですので、今回は「南蔵王」へルートを取ることにしたのです。遠刈田から七ヶ宿へと抜ける「不忘山」の裾野を回り込むようなルートは、個人的にも大好きなところで、この雰囲気と景色にはなぜかホっとさせられます。

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実は今回のドライブは、義母のリクエストでもありました。「今年も紅葉を見たいね~」と言われていたのですが、休日と晴天日がなかなか重ならずに順延となっていたのです。義母の同乗もあって昨日は渋滞無しのコースを想定したのですが、仙台~村田~遠刈田~長老湖~七ヶ宿~白石~蔵王町~村田~仙台のルートを、結果的には見事に最後まで渋滞ゼロ。

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いつ目にしても、この自然の彩りは実に素晴らしいものです。やがて冬がきて、モノトーンの世界へと包まれる前に、時間の許す限りしっかりと目の保養をしておく必要がありそうです。

帰路についた小原温泉付近の国道113号上で、大型の「猿」がのっしのっしと車道の左側を悠然と歩いていました。おそらく私の匂いを嗅ぎつけたのでしょうか。ヤツのオシリは見事に真っ赤でした。