光のページェント LED設置風景

近くを通られる人はご存知だったのでしょうし、私もこのところ目にしていたのですが、定禅寺通りのケヤキたちに「腹巻」が施されました。これはもちろん、冬の寒さでケヤキたちがお腹を壊さないようにするため・・だけではなく、いよいよあの準備が始まったからなのであります。

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定禅寺通りのすべてのケヤキに「腹巻」を装着し終え、現在はLED電球の取り付けが、西公園から晩翠通りの間で行われているようです。ちょうど作業中だった技術者の人に伺ってみたところ、今月の12日から、約10日間ほどですべての準備作業は完了予定とのことでした。

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こうして準備されている現場を見てみると、多くの人の手が一つ一つ加わっていることが分かります。LED電球をケヤキの枝に取り付ける作業には、ハシゴ車のような特殊車両を用いるるらしく、どうか開幕まで安全で無事にすすめていただきたいと陰ながら祈るのであります。

すでにLED電球が取り付けられたケヤキたちは、まるでヴェールをまとったお出掛け前の貴婦人のような雰囲気。いよいよ12月3日から開催される「2010 SENDAI光のページェント」で、その背の高い貴婦人たちのヴェールはまるで星空のごとく一斉に輝き始めるのでしょう。

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仙台市の人口は約百万人。仙台市民が「光のページェント」へ1人10円の募金をすることで1千万円が集まります。宮城県では何やら来年度から「環境税」を導入するとかしないとか。仙台市もいっそのこと市民税に年間10円を上乗せして「光の財源」を確保してはいかがでしょうか。私たち市民も楽しませていただき、地元としても経済効果を期待できるわけですから。